【文スト】「新年開けまして…あっ(小声)…閉めます。」中也「おィィィィィ!!!」【中原中也】

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エリスちゃんの予言通り、
私は翌日早朝、鴎外さんの部屋に行くことになった。

貴女「鴎外さん…!!其れって……」

森「そうだよ。其のままの意味だ。」

部屋に行くなり、跳んでもないことを言い渡された。


森「君には色々積み重ねてしまった…本当にすまないねぇ…」

貴女「私は……黒蜥蜴達と一緒に、

その組合の犬達を排除すれば善いのですね。


容易いです。」




お兄ちゃんのところには……行かせてくれないよね。


森「君は怖いかい?」
貴女「……!」

森「circusを使うのは…怖いかい?」
貴女「…はい。


私の異能力、【幾時代かがありまして】は、その物の歴史の分の力を

ブラックホールのようにして攻撃、援護する異能力です。

そして、【幾時代かがありまして】の最終形態が【circus】。


circusは地球上の歴史の半分近くを消費します。


此の街が壊れても……!」



森「…記憶が無くなるのが先か、此の街が壊れるが先か…


其とも、君が死ぬのが先か。かい?」

貴女「命が無くなるのなら構いません。

ですが、記憶が無くなるのが一番怖い…!!

記憶を無くしながら、お兄ちゃんの事…皆を苦しめるようなのは……!!

私が記憶を無くしても、お兄ちゃん達は覚えています。
其の記憶を無かったことにするなんて、私とて……とても辛いです。」



森「そうだね。ならば、無理には使わないで良いよ。


黒蜥蜴との信頼は強いだろう?広津さんにも話しておくよ。


若し遣うようになれば…」


貴女「終わり次第、私を構わず殺してください。」



私は鴎外さんに背を向けた。


貴女「マフィアのためなら


此の命が尽きても構いません。」

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