13 ページ13
[貴女side]
今日は涼太さんとの自炊day
康二くんと一緒に涼太さんの家にお邪魔してから私の家だけじゃなく、彼の家でも開催されるようになった
今日は涼太さんの家にお邪魔することになっている
昨日スーパーで豚ブロックが安かったから買ってみたの
豚の角煮なんてどうだろう？
涼太さんと合流したら提案してみよう
メニューはその日の気分で決めることになっている
野菜が美味しそうな日は野菜がメインの料理
新鮮な魚が入ってたら魚料理
本当は一緒にスーパーで買い物して決める方がスムーズでいいと思うんだけど、涼太さんがそれを避けてるように感じることがある
直接誘って断られたとかではないんだけど、なんとなくそう感じるの
一緒にいるのはすごく楽しいし、本当はもう少し一緒にいたいって思う
会う度に涼太さんのことが気になってドキドキして、
それと同時に不安な気持ちも募っていく
私は学生だから時間割によっては平日が休みの日もある
でも彼も平日休みの日があるし、お昼にお仕事に向かう時もある
自営業ではなさそうだし…
あとは私でも知ってるハイブランドを身につけてる
しかも結構な頻度で
なんの仕事をしてるのかもわからない
こんなこと考えたくないけど、怪しい仕事してるんじゃないかとか
でもこの間お会いした康二くんの感じからそんなことも無さそうだし…
涼太さんの人柄からして悪い人では絶対ないし
そのうち聞けたらいいなぁ程度に留めておこう
とりあえず今日会えるの楽しみだし、このことはいったん忘れよう
A昨日豚ブロックが安かったので買っちゃいました!
今日の夜は豚の角煮なんていかがでしょう!
連絡をするとすぐに返事がきた
宮舘涼太いいね、俺も今日は肉の気分だった笑
今日もう仕事終わったから足りない食材買って帰るね
まだ16時だけど、もうお仕事終わったんだ…早いなぁ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鮎 | 作成日時：2022年11月30日 21時
