赤色に染まる (ページ41)

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「そう言えば、私と誠也くんの事って誰が知ってるんですか？」

誠「リチャにはすぐ言うたし、丈にもこないだ言ったやろアト小島ね
以外にはまだ言ってない」

「小島さんも知ってるんですね」

誠「正門にもすぐ言うたろと思ってる」

「まだ正門さんの事気にしてる
あの時はですよ」

誠「今は？」

私の手を取り小指を絡ませて言う末澤さん

「言わせたいだけやん」

誠「聞きたい」

「誠也くんが好き…んッ」

言い終わらないうちにキスをされ
何度も重なる唇

誠「もう、我慢せんでええねんな？」

「我慢してたんですか？(笑)」

誠「やって時間無いのにすんのイヤやってんもん
今笑ろたな！もうホンマ知らんからな俺、元サッカー部やから体力は自身あんで」

そんなとんでもない宣言をしてドヤ顔

そして私はこの時笑ってしまった事を後でほんの少しだけ本当に後悔する事になる

「…ンッアッ…もうッ」

誠「してほしい事全部言って
全部してあげるから」

「…誠也ッく…ん大好き」

誠「何なん反則やろ可愛いすぎんねん
もうちょっと我慢出来る？」

そう言いながら私のことを優しく抱きしめる誠也くんの方が普段の何倍もカッコよくて反則だよ

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