ガ ト - ｼｮｺﾗ 。

家庭教師 （ Ryuta.M ） ページ5

こないだのテストの点数がまぁ見事に悪すぎて








中々怒らない母親が大爆発しまして…









母｢知り合いに家庭教師やってる息子さんがおるから今日からその子に来てもらうことになったで｣









｢え、待って人見知りなん知ってるやろ?しかも男?｣









母｢そーやで?主人公ちゃんの勉強みっちり見てもらうから｣









恐るべし母親…









｢家庭教師かぁ…｣









自分の部屋のベットでそんな事を呟いていると下から聞こえるおかんと家庭教師さんの声









｢寝てるふりしよ…｣









ｶﾞﾁｬ









母｢ちょっと主人公ちゃん!起きなさい!｣









｢…ですよね〜｣









龍｢主人公ちゃんさん?初めまして室龍太です!｣









｢あ…どーも｣









母｢この子人見知りやから気にせんとってな？｣









龍｢あ、人見知りなんですかじゃあ俺にはもってこいっすね｣









ん…?もってこいとはなんや…









龍｢とりあえず初めよーか？｣









｢あ、はーい…｣









龍｢自分ジャニーズ好きなん?｣









机の上に飾ってあった向井康二君のうちわをひょいっと取られる









｢まぁ…かれこれ康二くんは8年くらい追いかけてます…｣









龍｢8年!?はぇ〜…康二も愛されとんなぁ｣









｢え、知ってるんですか!?｣









龍｢知ってりも何も幼馴染みやから笑｣









｢んなっ!!!!!!?｣









龍｢俺が入ってきた時と全然反応ちゃうな笑｣









｢康二君と幼馴染みって…え、( ˙-˙ )｣









龍｢顔無になっとりますよ〜?お嬢さん〜?笑｣









ま、その事は後でなんて言われ勉強を始める









〜 2時間後 〜








｢はぁ〜…疲れた…｣









龍｢じゃあご褒美あげたってもええよ?｣









｢なんその上から目線｣









龍太君とはすぐに打ち解けられたもってこいって言っとった理由がわかった気がする

龍太君が誰かに電話をかけ始める








龍｢あ、康二?今暇?｣




康｢龍太君やん!♡どないしたん?｣




｢んな…!?｣




康｢ん?誰の声や?女の子?え、龍太君彼女できたん!?｣




龍｢いや、ちゃうくて笑俺の家庭教師やっとる子が康二の事8年も好きらしいで｣




康｢え〜そうなん!?8年も!?｣




｢ちょ、ちょ、え、本間に龍太君幼馴染みなん?え、理解不能なんやけど何事｣




康｢ンは、なかなか面白そうな子やな笑｣




龍｢せやろ?｣




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