二話 曽祖父と曾祖母 ページ3
『私は学用品全部揃ったからそろそろ帰るわね。ホグワーツでまた会いましょう』
「うん。ホグワーツでまた」
Aはハリーに手を振ると買った学用品を手に持ち歩き出した。
時刻は夕時。
早く帰ってハリー･ポッターにあったことを家族に自慢しなくては。
『っていうことがあって！あのハリー･ポッターと会ったのよ！』
食い気味にテーブルにバシンと手を乗せ、前のめりになり、Aは家族に今日のことを知らせる。
それを見て家族は驚きの表情を浮かべながら微笑ましく彼女を見た。
『ねぇ！セブおじいちゃん！凄いと思わない！？』
暖炉の前に腰掛けていた老人二人に駆け寄るとAは茶髪の老人の膝に腕を載せる。
｢あぁ、凄いな。Aは運が良い｣
セブ、改めてセバスチャンは膝に置かれた頭をひとなでした。
｢こっちにもおいで。A｣
セバスチャンの膝を離れると金髪の老人の前に立つ。
『どうしたの？オミニスおじいちゃん』
オミニスと呼ばれた老人の前に立つと、しゃがみこむ。すると、オミニスはゴツゴツとしたその手で、Aの顔をぺちぺちと叩いた。
『くすぐったいなぁオミニスおじいちゃん』
｢ホグワーツに行ったらAにも会えなくなるからな。今のうちに触って置かないとなぁ｣
曽祖父オミニスは視覚障害である。その為、生活には杖は必要不可欠なものであった。
目の見えないオミニスは手の触感でAを感じると、そのシワのある顔をクシャッとした。
それを見て、頬を緩めるのは彼女の曾祖母であり、彼女が最も慕う魔女である。
曾祖母の笑顔を見て、また、Aも頬を緩めた。
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とちょう(プロフ) - リズ*さん» わーーーーー！！！ありがとうございます！頑張ります！！ (2023年3月27日 14時) (
レス) @page16 id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
リズ*(プロフ) - 更新あったらわー！ってなるぐらいストーリーが面白いです🥺更新頑張ってください！ (2023年3月20日 21時) (レス) @page16 id: 5bdbb293da (このIDを非表示/違反報告)
早とちり - なるほど、じゃあ気長に待ちますね。 (2023年3月20日 1時) (レス) @page15 id: a5c7ad3b98 (このIDを非表示/違反報告)
とちょう(プロフ) - 早とちりさん» ありがとうございます！！ゆっくりではありますが続き書いていくので何卒よろしくお願いします！ (2023年3月18日 11時) (レス) id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
早とちり - むちゃくちゃ続きが気になります！更新日を教えてください (2023年3月17日 22時) (レス) id: a5c7ad3b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅん | 作成日時：2023年2月24日 22時
