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｢ペンギン、てめえ！そのワニ肉は俺が焼いてたやつだろ！｣
｢知らねェよ！こんなの早いもん勝ちだろ！｣
『私まだ4切れしか食べてない！!!』
｢ちょっと待てよ！ペンギンもシャチも三キレずつ食べてるだろ！俺まだ二切れしか食ってねェぞ！この家ではお前らの方が新入りなんだから、ちゃんと俺を立てろ！
あとハティ！お前は相変わらず食い意地張りすぎなんだよ！自重しろ！｣
晩御飯の時間はいつも、騒がしい、
大抵は私以外が食べ物で揉めるのが問題。
大皿に盛らないで、個別に盛ればいいと思うだろうが、ずっと前からこうだから仕方ない。それに、食器洗い楽だし…。
そんなことを考えながら、私は肉を口へと運んだ。
｢うるっさいわ、ガキ共！メシは静かに食えと、何度言ったら分かるんじゃ！｣
ヴォルフさんの説教が始まった。ヴォルフさんの説教は始まると長い。
私含めた三人は覚悟を決め、説教を受け入れることにしたが、若干一名、こっそりと抜けようとしてる人が一人。
｢こらぁ！一人で逃げようとしてもバレバレじゃぞ、ロー！｣
結局一人で逃げようとしたローが単独で説教を食らうことになった。
ベポ達は申し訳なさそうに部屋を後にする。自業自得だ。気にする必要ない
彼らと過ごし始めて、あっという間に二ヶ月がたった。
皆で食卓を囲んで、お風呂の時間が被って覗かれから覇気を纏ってでも殴りにかかったり、自分たちで考えたゲームであそんだり、
それは、私にとっては考えられない程幸せな時間だった。
生まれて八年、ずっと絶望してた。
生きる意味なんて見いだせずに、ただ、息をして、殴られて、叩かれて。｢道具｣の様に育ってきた。
でも、ヴォルフさんは、ローは、三人は、私を｢道具｣としてじゃなくて、｢人間｣として見てくれる。それだけで嬉しかった。
今でも、天竜人は嫌いだし…いや、嫌いの言葉で片付けられるほどでは無い。
でも、今の私にはみんながいるから、そんな感情も忘れられる。
今は、それだけでいい。
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とちょう(プロフ) - 嫁子ちゃん。さん» よめちゃん読みに来てくれてありがとうー！！！！！頑張って続き書くー！！！ (2022年10月2日 19時) (
レス) id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - とちょーちゃん〜🌠読みやすくてすっごい好き！！無理しないで頑張って🎉続き楽しみにしてます！ (2022年10月2日 19時) (レス) id: 4de2fab171 (このIDを非表示/違反報告)
とちょう(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！トラ男落ち目指して頑張ります！！ (2022年9月18日 12時) (レス) id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2022年9月18日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とちょー | 作成日時：2022年9月17日 20時
