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今日は、例の撮影日。
あーあ、自然と気分が落ち込む。
会うって決まったわけじゃないのに、なんだか嫌な予感がした。
そして、このあとその予感は当たるのだった。
「おはようございます!」
周りにいるスタッフさん達に挨拶をする。
よし、ここからは仕事。
ちゃんとスイッチ入れなきゃ
予定通りにことが進んでいき、無事終了した。
「お疲れ様でしたー。」
そう言い残して、楽屋へ戻る。
ん?楽屋のドアが開いてる?
え?誰?
ビクビクしながら入っていくと
「え?」
なんでこの人たちがここにいるの...
西「ごめん。A。勝手に楽屋入っちゃって...」
浦「今日Aと同じスタジオって聞いてて、話がしたくて、みんなで手分けして、探したんだ。」
伊「安心して。Aのマネージャーさんに許可とってるから!」
「はぁ?どういう事...」
マネージャーの方をキっと睨むと
與「ああー、誤解しないでや。俺らがあらかじめ社長にお願いしてて、マネージャーさんは社長の言うこと聞いただけやから。」
「なにそれ...まだ分かんない?」
宇「えっ...」
「あなた達のしたこと。私の気持ち。」
「これ以上あなた達と一緒にいたら、考えただけで具合悪くなる。だから、お願いだから、もう目の前に姿を見せないで...ッ」
私は、涙を流していた。
日「A...?」
末「泣い、てるの?」
「あなた達のために泣くなんかそんな無意味なことするわけないでしょ!」
そんなこと言ったって、溢れてくる涙は止まらない。
手まで震えてくれる。ここまで来ると、ただの恐怖だ。
「お願い...出てって」
宇「今日は、ちゃんといいたい事があってきたの」
「そんなのどうでもいいから、早く...出てって...」
西「AAAに戻ってきて欲しいんだ!考えてくれないか?」
「嫌、そんなの考えたくなんかない!!」
私はそれだけ言い捨て、ひたすら走った。
変な目で見てくるスタッフなんか無視して、ただ走った。
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梨沙(プロフ) - びっくり社長から彼女からメンバーに衣装から沢山のプレゼントが来て社長が彼女はアナウンサーとして来週からクイズ番組出るし彼女がavex引退後英会話教室やら学力を高め直す為に予備校にも通っていて彼女はアナウンサーとして出た日にAAAに幸せにあげられなかった自分 (2017年9月24日 21時) (レス) id: 84fc8906a5 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - こんばんはイチゴですこの小説大好きです。AAA脱退したAAA脱退メンバー主人公の女の子がモデルからアナウンサー試験受けアナウンサーなり今人気沸騰アナウンサーでファンが多いニュースキャスターですと注目されてにっしーがあの子ニュースキャスターに転進早いと皆 (2017年9月24日 21時) (レス) id: 84fc8906a5 (このIDを非表示/違反報告)
和バナナ(プロフ) - *狛*さん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2017年9月1日 20時) (レス) id: e3d3f3b6bf (このIDを非表示/違反報告)
*狛* - ものすごく面白かっです!これからも応援してます!!更新、頑張ってくださいね!!! (2017年9月1日 17時) (レス) id: e48ca37b79 (このIDを非表示/違反報告)
和バナナ(プロフ) - ユヅさん» はい!ありがとうございます!! (2017年8月31日 21時) (レス) id: e3d3f3b6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和バナナ | 作成日時:2017年8月25日 23時