私がいつでも─ut─happyend ページ13
『ねぇ。私大先生のこと、好きなんだ。』
寝ている彼の頬にそっとキスをする。
『....寝ている時にしか言えないなんて。私も駄目だなぁ。』
ut「ぼ、くも、好きやで...」
『!?』
嘘でしょ？!と思い、彼を見る。
彼はまだ眠っていた。
『...はぁ、なんだ寝言かぁ。びっくりした...』
ほんと、心臓に悪いなぁ。
どんな夢を見てるんだろう、と気になりながらも彼にもう一度毛布を掛ける。
『...おやすみなさい。大好きだよ。』
そう言って部屋から出る。
ぱたん。
ut「寝言、じゃ無いんやけどなぁ。」
ぽつりと呟いた彼の言葉は、誰にも気付かれずにただただ部屋に響くだけだった。
後日、しんぺい神が「どうしてこんなことしたの？」と半ギレで皆を問い詰めると、皆は揃って
《無視したらどうなるかドッキリやってた。》
と言ったらしい。
...その後はしんぺい神に全員正座させられ、約6時間の説教を受けた。
そして両思いの二人は、彼の方から告白して付き合った。
彼と彼女の微笑ましい時間を、幹部の皆は遠目から見て癒されてるようです。
一ヶ月後の戦争でも敵国に勝ち、二人も幹部も幸せに暮らしているらしい。
───寝言だと思っていた彼の言葉に気付いて驚く彼女のお話は、また別の機会に。───
─────────────────
やっぱり待てなくて書きました。
私なりのhappyendです。
....短編じゃなくて中編ですね、ごめんなさい...
あ、お話の中で出てきた本、実は本当にあるんですよ。
『狐霊の檻』という本です。
良いお話なのでよかったら読んでみてくださいな。
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吉山田きのこ(プロフ) - 桜もちもちさん» 更新するから帰ってww (2020年1月30日 19時) (
レス) id: d8304cf352 (このIDを非表示/違反報告)
桜もちもち - そろそろ更新しよっか？ (2020年1月29日 19時) (レス) id: c4bd55c5f2 (このIDを非表示/違反報告)
吉山田きのこ(プロフ) - ほんとですか!?ありがとうございます！ (2019年3月17日 2時) (レス) id: d8304cf352 (このIDを非表示/違反報告)
舞茸(プロフ) - ステキな作品、ありがとうございます！大好きです！ (2019年3月17日 1時) (レス) id: 2584a65657 (このIDを非表示/違反報告)
吉田きのこ(プロフ) - ほっ、ほんとですか!?ありがとうございます(泣)更新はなるべく早くできるように致しますので楽しみにしていてください！コメントありがとうございました！励みになります！ (2019年2月20日 20時) (レス) id: d8304cf352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉田きのこ | 作成日時：2019年2月19日 23時
