よんわです ページ5
「行きましょう、ロボロ君!」
今日はデート当日。ロボロ君がお休みを取ってくれたらしいので、一緒に街まで遊び、もといデートに行きます。
「久しぶりのデートですね、楽しみです」
「俺もやわ。今日は楽しもうな?」
自然と恋人繋ぎで手を繋いで歩き出す。ロボロ君は車道側を歩いてくれて、それに加え私に歩幅を合わせてくれる。
こんなに至近距離でロボロ君と居られるのに、楽しめないわけがない。口元が緩んで浮足立つ。あぁ、気持ち悪くないだろうか。
「ロボロ君、今日はどこに行くんですか?」
「あー、……ショッピングモールで買い物でも。どっか行きたいとこでもある?」
「ロボロ君となら何処へでも!!」
ロボロ君は嬉しそうに笑ってくれた。それが私も嬉しくて、ロボロ君と笑みを浮かべた。
今も付けてあるボイスレコーダーをポケットの上から撫でる。今日のロボロ君の声はとっても幸せそうだ。
「はい、着いた。迷子にならんように手は繋いだまま……で、ええよな?」
耳まで真っ赤にしながら、ロボロ君はぎゅ、と繋いでいる手に力を込めた。私もそれに応えるように笑って握り返す。
近くのお店に入って、ネックレスを見たり、洋服を見たり。ロボロ君も私に似合う服なんかを言ってくれたり。
「ロボロ君、こっちとこっち、どっちが似合うと思います?」
「せやなぁ……」
オレンジ色の猫がワンポイントのネックレスと、桃色がベースに使われているチョーカー。どちらもかわいくて迷ってしまう。
「俺はチョーカーの方が似合うと思うで?」
「本当ですか? じゃあ、これ買いに行きましょう!」
私に似合うものを選んでくれているのが、ロボロ君を独り占めしているようでなんだか嬉しい。ロボロ君は私だけを見ている。
ロボロ君は私だけと一緒にいるんだ、今この時間に。
その事実がただただ嬉しい。
「付き合ってくれてありがとうございます、おかげでたくさん買っちゃいました。」
繋いだ手はそのままで、繋いでいない手に荷物がどっさりとかけられている。ほとんどはロボロ君が持ってくれているのだけど。
「ええで、俺も楽しそうなAが見られて嬉しいからな」
「ロボロ君、イケメンすぎます……」
ロボロ君の腕に顔を埋めて赤くなっているのを隠す。すり寄るようにしていても、何も言わずに許してくれるロボロ君は優しい。
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林檎好き系猫 - 地上の昆布さん» 夢主さんは多分死に顔堪能したいのでゆっくり殺りますね。←こんなサイコの主人公で良いのだろうか (2019年12月8日 21時) (
レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
地上の昆布 - リーア…爪剥がして四肢を切り落としたかった…←ただのサイコと心無し (2019年10月17日 4時) (レス) id: e7c9970669 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - ウサギ餅さん» 夢主さんは多分躊躇いもなく目玉取りますね。←ロボロさん傷付けられたら心無くすので (2019年8月21日 22時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ餅 - リーア…目玉取りたかった←私は心無いからきせんといて (2019年8月19日 21時) (レス) id: 81f7a86961 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - るうさん» 書いている私もそんな心境です(笑) 是非最後まで見てやってくださいね! (2019年6月29日 18時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
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