じゅうろくわです ページ17
4人でコネシマさんの部屋に向かう。書類を手渡ししてからコネシマさんに微笑みかけると、コネシマさんは頭を抱えていた。けれどまあ、それは自業自得という事で。
そして私はゾムさんとシャオロンさんも部屋に戻るように促す。
「ほんじゃー……な!?」
「はい。勿論、机の上書類は終わらせていただけますね」
「おまっ……ハメたな?」
「お仕事頑張ってください」
まさか、鍛練室に行くまではなかった書類が自分たちの机に乗せてあるとは思わなかったのだろう。
コネシマさんの囮作戦、うまくいきました。さて、次の仕事に取りかからないと。
☆☆☆
「クラレ先生、お久しぶりです」
「久しぶりだね〜。仕事?」
「はい。新薬の状況確認に」
とあるお城の一室にて。隔離されたように建ててある離れで(というか本人の希望だけれど)いつも新薬の研究をしているクラレ先生。
仕事柄、いつも大先生やトントンさんがお世話になっている。勿論私も。
「君も中々大変だねぇ。順調だって言っておいて」
「分かりました。ところで、それは何の薬なんです?」
紫色の、いかにも毒ですというような見た目をしている薬。私にはよく分からない機械で沸騰させられているけれど、それ以外は全く。
「トリカブトを主体にした速効性のある毒薬だよ。ゾム君に頼まれてね」
「成る程……新しい書類が増えたと思ったら、それだったんですね」
ゾムさんは暗殺部隊の隊長としても仕事があるのだ。暗殺の方法でいうと、ゾムさんもクラレ先生にお世話になっているらしい。やっぱり科学の力は万能ですね。
「それから。この施設に不備は?」
「んー……特にないかな」
「分かりました。それでは、私はこれで」
クラレ先生とのやり取りを記録してから部屋を出る。長い渡り廊下の先に、私達の仕事部屋がある。
クラレ先生は私が先程までいた“研究室”に籠る事が多い。そのため、外に出る事が少なく、外部との接触があまりないのだ。
そこで、こうしてこまめに研究室まで足を運ぶという訳。
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林檎好き系猫 - 地上の昆布さん» 夢主さんは多分死に顔堪能したいのでゆっくり殺りますね。←こんなサイコの主人公で良いのだろうか (2019年12月8日 21時) (
レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
地上の昆布 - リーア…爪剥がして四肢を切り落としたかった…←ただのサイコと心無し (2019年10月17日 4時) (レス) id: e7c9970669 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - ウサギ餅さん» 夢主さんは多分躊躇いもなく目玉取りますね。←ロボロさん傷付けられたら心無くすので (2019年8月21日 22時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ餅 - リーア…目玉取りたかった←私は心無いからきせんといて (2019年8月19日 21時) (レス) id: 81f7a86961 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - るうさん» 書いている私もそんな心境です(笑) 是非最後まで見てやってくださいね! (2019年6月29日 18時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
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