じゅうごわです ページ16
「ロボロ君、少しいいですか?」
「ん? どーぞ」
コンコン、とノックを響かせた。ロボロ君は部屋にいたみたいで、モニターに向かっている。仕事熱心なロボロ君もとっても素敵。
「すみません、コネシマさん居ませんか?」
「コネシマ? あ、鍛練室やね。書類?」
「はい。ありがとうございます、ロボロ君」
「いーえ。そんじゃ仕事頑張ろうな」
ロボロ君に手を振って部屋から出る。生でロボロ君の声が聞けて私は満足。さっさとコネシマさんに書類提出して次の仕事に取りかからないと。
「……忙しそうだな」
「グルさん? そうですね。忙しいですが、どうかしました?」
「いや、新しく誰かを雇うのも手だと思ってな」
「はあ……? そうですか。あ、失礼します」
グルさん、久しぶりに部屋から出て顔を見せたと思えば唐突だなあ。でも、トントンさんが助かるのは間違いないだろう。
この国は幹部の皆が自由人過ぎて仕事にならない時があるのだ。その分、真面目なトントンさんだとかに仕事が回ってしまう。本人は好きだからやっているようだけど……少し心配になる。
「久しぶりに体を動かして楽しかったな!!」
「ホンマやな〜。やっぱ机に向かってばっかは性に合わんわ」
「あっ! コネシマさん!!」
「げっ!?」
私が声をかけると、手に持っていた書類で察したのだろう。踵を返して鍛練室の方向に逃げてしまう。周りのゾムさん達も分かったらしい。ニヤッと口を歪ませるとコネシマさんの足を引っかけて手を引く。手慣れた感じが伝わってきた。流石。
「ホラァ、逃げたらアカンやろ? Aが困るやん。あとトントン」
トントンさんを付け足した事から察するにやはり皆トントンさんに書類を丸投げしているようだ。
「お前ら仲間ちゃうんか!?」
キャンキャン騒いでいるコネシマさんは放っておいて、ゾムさん達にお礼を述べる。それから。
「コネシマさんが逃げ出すかもしれないので2人で連れて行ってくれませんか?」
「コネシマ完全に信用ないやん」
「うっさいわ! お前らもほとんど同じやろ!」
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林檎好き系猫 - 地上の昆布さん» 夢主さんは多分死に顔堪能したいのでゆっくり殺りますね。←こんなサイコの主人公で良いのだろうか (2019年12月8日 21時) (
レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
地上の昆布 - リーア…爪剥がして四肢を切り落としたかった…←ただのサイコと心無し (2019年10月17日 4時) (レス) id: e7c9970669 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - ウサギ餅さん» 夢主さんは多分躊躇いもなく目玉取りますね。←ロボロさん傷付けられたら心無くすので (2019年8月21日 22時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ餅 - リーア…目玉取りたかった←私は心無いからきせんといて (2019年8月19日 21時) (レス) id: 81f7a86961 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - るうさん» 書いている私もそんな心境です(笑) 是非最後まで見てやってくださいね! (2019年6月29日 18時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
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