じゅうさんわです ページ14
「トントン……ってオスマンも居るな、丁度ええわ」
トントンの部屋の扉をノックする。返事が聞こえたので入ると、トントンとオスマンが紅茶片手に会議をしていた。ふわりと、俺の元までオスマンが淹れたであろう紅茶の香りが漂ってくる。
「ロボロかぁ」
「んー……肩こり酷いわ」
「こういう話題してたらしょうがないんちゃう?」
そう言えば、最近オスマンが気に入っている紅茶なのだっけ。それは少し甘めで、Aも好きだと言っていた。
書類がちらりと目に入って、外交も大変なんだと思わされる。中々ビターで暗い話をしていたようで、メモリを提出して部屋を出た。
「あ、ロボロ君!」
「おー、どしたん?」
「いえ、見かけたのでつい……」
Aはチラッとトントンの部屋を盗み見た。何か気になったのだろうか。Aの視線を追い、そして視線をAに戻した。
「今からコネシマさんの所に書類を届けに行くんです。ロボロ君は忙しそうなので、私はこれで」
律儀にぺこりとお辞儀をしてコネシマの部屋に向かうA。
Aは凄いな、女子なのにこの国の幹部になって。この国は総統がアレという事もあって、戦争だとか内ゲバ……は少し違うか。まあ兎に角残酷な話も多い。なのにこんなに支障をきたさず仕事をするなんて。
「んぁ? そーいや、コネシマってゾム達と内ゲバ……とか言ってたような」
もう部屋には戻っているんだろうか。徐々に小さくなっていくAの背中に声を掛けようとしたところではっと口をつぐんだ。
そうだ。もしコネシマが戻っていたとして、教えたら混乱するかもしれない。それに、居なかったとして一番に頼るのは俺だ。
ということは＿＿今、俺がそれを言わなくても……いや、言わない方が俺は特をする。
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林檎好き系猫 - 地上の昆布さん» 夢主さんは多分死に顔堪能したいのでゆっくり殺りますね。←こんなサイコの主人公で良いのだろうか (2019年12月8日 21時) (
レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
地上の昆布 - リーア…爪剥がして四肢を切り落としたかった…←ただのサイコと心無し (2019年10月17日 4時) (レス) id: e7c9970669 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - ウサギ餅さん» 夢主さんは多分躊躇いもなく目玉取りますね。←ロボロさん傷付けられたら心無くすので (2019年8月21日 22時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ餅 - リーア…目玉取りたかった←私は心無いからきせんといて (2019年8月19日 21時) (レス) id: 81f7a86961 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - るうさん» 書いている私もそんな心境です(笑) 是非最後まで見てやってくださいね! (2019年6月29日 18時) (レス) id: d94760e07b (このIDを非表示/違反報告)
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