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『カイラくんは、仲良い妖怪とかいないの?』



町を歩きながら聞く。



カイラ「いない。」



『マジかww』



平気で悲しい発言するなぁww



カイラ「私は半妖だからな。」



『…!』



…半妖、ねぇ。



『関係ないんじゃん?』



カイラ「…!?」



『半妖とか全妖とか、どうでもよくない?


どうせ妖怪と人間は紙一重の存在なんだから。


むしろ私は半妖のヒトがいるとすごく嬉しいけどなぁ。


人間と妖怪の間には、何の境界線もない感じがしてさー。


私はそんな境界線、あって欲しくないもんで。』



…何せ…私の弟は人間で、元カレは妖怪だから。



『てか、そうであって欲しいから、妖怪ウォッチが存在するんでしょ?』



カイラ「…一度使用禁止になったがな。」



『でも今はある。』



…まあ…。



『人間と妖怪に境界線が一番なかったのは…30年前だけど。』



カイラ「…30年前のことを知っているのか?」



『むしろ私はその頃のことを一番知っているかな。』



懐かしい…。



『確か、妖怪の王が変わったんだっけ?』



名前は…何だったか。



カイラ「そこまで知っているんだな…。」



『妖怪にはかなり詳しいよ。』



でもまぁ…。



『私にとって妖怪の王は…エンマだけかな。』



エンマだから良かったっていうか。



…まあ、エンマだったから私は…



カイラ「貴様もエンマか…。」



『…?』



カイラ「昔からそうだ。誰も彼もが“エンマ”“エンマ”…。


誰一人私の所になんて来ようともしない。


…貴様もそういう奴らと同じ奴だったか…。」



…ああ。



名前、聞いたことあると思ったら…。



『君がエンマの言っていたカイラくんか。』









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水無月 - 月華姫さん» 夢主、無事だといいんですが(笑) こちらこそ、本当にありがとうございました!! (2018年6月13日 12時) (レス) id: 65c6a179ea (このIDを非表示/違反報告)
水無月 - 月華姫さん» トウマくん、正統派イケメンですよね〜!そういう風に思っていただけて光栄です!いえいえ、いつも読んでくださってありがとうございます!ハルヤバージョンもなるべく早く書きたいと思っています!ハルヤのことですし、こだわりそうですね(笑) (2018年6月13日 12時) (レス) id: 65c6a179ea (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 続き→ハルヤくん彼シャツに何かこだわるんですかね?太ももちらリズムとか(爆)萌え袖とか胸元ちょい見s(殴!ごほんっ。失礼(・・;)夢主の健闘を祈る!←本当にありがとうございましたm(_ _)mまた遊びに来ます♪ではっ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 95552be7d4 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - こんにちは!早速トウマ梅雨バージョン読みました!何度も心の中で身悶え発狂しましたっ!!トウマくん尊い程に正統派イケメン!!いつも素敵な夢ありがとうございますm(_ _)mハルヤバージョンも楽しみ待っています!夢主の身にドキドキします←え。 (2018年6月10日 14時) (レス) id: 95552be7d4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 - 月華姫さん» 本当にいつもリクエストありがとうございます! (2018年6月10日 12時) (レス) id: 580bcd173e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年6月6日 10時

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