・ 一目惚れ ページ6
太一 目線
肉 「 それってまじかよ 真島! 」
真 「 ああ 、まじだ 」
机 「 つ .. つまり ここに入ってくれる可能性は大きいよね 」
奏 「 聞きました ? 千早ちゃん ! 部員が増えるかもしれませんよ! 」
カルタ部 部室
俺は 今日 起きた事を皆に話した 。
瀬王 A
最初は 凄く美人で 、でもどこか儚いという印象が強かった 。
黒い髪
大きくて丸い 瞳
自己紹介をする声は 少し高くて耳にすんなり入ってくる 。
初めてだった
千早以外にこんな
こんな 胸が高鳴るのって 。
「 競技カルタ .. 」
え 、今 .. 競技カルタって言った ?
「 競技カルタは 特技でもあり 、趣味の内の一つです 」
さっきまでの 儚くて少し弱々しい感じとは違う 。
まっすぐにただ どこかを見詰める目 。
これだけは譲らない
そう言っている様な目だった 。
この子がカルタ部に入ったら
もっとカルタ部は強くなるかもしれない 。
何の根拠もない 、理由もない
でもあの目は 千早や新
カルタが好きで好きで堪らない馬鹿達と同じ目だった 。
千 「 その子はカルタ経験者なのかな ! ? 」
真 「 聞こうと思ったんだけどな ..
休み時間なんて 瀬王さんの取り合いでさ 」
奏 「 そんなに人気なんですね 」
千 「 私 誘ってみるよ ! 」
机 「 ええ !? まだカルタが好きなだけで .. 入る気とかないかもよ ? 」
真 「 こうなったら千早はとまらないだろ ..
千早 、なるべく早く誘って 、メンバーにいれろよ?
そうじゃないと大会に間に合わない 」
そんな事を言いながら
俺は少しガッツポーズをしそうになった 。
瀬王さんは確かに人気で 、休み時間も取り合い
でも 1番 話し掛けれなかった理由は 俺にある 。
いざ 目の前にすると 緊張して胸がうるさくて
何も言葉が出ない 。
千早にもなった事のない 感情 ..
まだ話した事もないし
何が好きなのかも知らない
でも
一目惚れ .. ってやつが本当にあるなら
俺は
瀬王さんに惚れたのかもしれない 。
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUKI - ……ん?お、終わった?つ、続きはないんでしょうか? 続きが気になります! もし、もしもかいていただけるのならば、書いてほしいです!待ってます! (2018年3月23日 14時) (レス) id: 9515212af0 (このIDを非表示/違反報告)
大好き - えっ、終わり〜!? (2018年3月17日 23時) (レス) id: 4131fdcbb7 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ松(トド松を…カラ松を…愛しているよぉ!!) - え………お…終わり? (2017年9月19日 17時) (レス) id: 701c62b262 (このIDを非表示/違反報告)
fur - もう続きは書かれないんでしょうか? (2016年7月13日 8時) (レス) id: cb626cc090 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 続きが気になります (2016年2月11日 9時) (レス) id: 87b400e935 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2014年8月11日 10時