検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:40,258 hit

・ 出会い ページ7

''



足取りが重い ..




今は放課後 。


大半の生徒が部活動に励み 、汗を流し 青春を謳歌する時間 。





私もある意味 、その内の1人である 。





にしても .. 千早ちゃんは強引だな ..

カルタ部を少しでもいいから見にきてほしい .. か




確かに カルタ部の部員さんには興味があった 。


寄せ集めの部活だって他の子は言ってたけど ..




廊下を少し進み右に曲がると




【 カルタ部 】




と書かれた紙が貼られている教室を見つけた 。




.. ここだよね


天候初日の時のような 緊張感を感じながら ゆっくりと扉を開く 。





バン ‼






乾いた畳を叩く音 。


その音に全神経が集中してしまって

私の顔に札が迫っていることに気づかなかった 。


案の定

ペチと私の額に札が当たる




真 「 あ .. 」





しばらくの沈黙



部室には顔が整った 男の子が1人いるだけで

他には誰もいない 。




真 「 ご 、御免 ! 大丈夫だった ? 」


「 え 、あ .. だ 大丈夫大丈夫 ! 」





慌てて額に当たって落ちた札を拾う 。


私が札に手を重ねると 暖かい手が私の手を包んだ 。




「 へ .. 」


真 「 あ .. ご 御免 .. ! 」




恥ずかしそうに 、でもそれを隠すように私から手を退ける 。



それを見ると 顔が火照って胸が苦しくなった





あれ

こんなの いつぶりだろう 。




私がカルタと出会ったあの日もこんな風に苦しくなった 。




拾った札にふと目をとめると



瀬をはやみ ..




私の得意札 ..




真 「 瀬王さん 」


「 ひはあい ! 」




急に呼ばれて変な声がでてしまった ..


い 、印象 最悪だぁぁ ..




真 「 はは 、そんなに緊張しなくても大丈夫 ( 微笑 」



.. 凄く楽しそうに笑うんだなぁ

また
胸が苦しくて あつい



真 「 俺は真島太一 、瀬王さんと同じ 1組だよ

今日はわざわざ来てくれて有難う 」





優しい声

キラキラした笑顔





もしも

一目惚れっていうのが 本当にあるのなら





わたしは 真島くんが好きなのかもしれません

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←・ 一目惚れ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:ちはやふる , 真島太一 , 須藤暁人   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

YUKI - ……ん?お、終わった?つ、続きはないんでしょうか? 続きが気になります! もし、もしもかいていただけるのならば、書いてほしいです!待ってます! (2018年3月23日 14時) (レス) id: 9515212af0 (このIDを非表示/違反報告)
大好き - えっ、終わり〜!? (2018年3月17日 23時) (レス) id: 4131fdcbb7 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ松(トド松を…カラ松を…愛しているよぉ!!) - え………お…終わり? (2017年9月19日 17時) (レス) id: 701c62b262 (このIDを非表示/違反報告)
fur - もう続きは書かれないんでしょうか? (2016年7月13日 8時) (レス) id: cb626cc090 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 続きが気になります (2016年2月11日 9時) (レス) id: 87b400e935 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2014年8月11日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。