♂けんかっぷる12♂ ページ14
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場所は変わり、現在はそらるさんの家。…そして、そらるさんの家に着くなり、私のお悩み相談が開始される。
最初は、渋っていたものの二人が聞き上手なせいか気がつけば すらすら と話していた。
『 ＿＿っていうことなんですけど 』
「 うわっ、nqrseくん結構辛辣…。 」
「 …えっと、結論からいうと、Aはnqrseに女として見てほしいってこと ？ 」
『 …そう、いうことですかね。 』
そらるさんの質問に歯切れ悪くそう答えると、うーん と難しそうに唸る二人。……それもそのはずこんな私じゃ女に見られない。
「 …十分、Aは女の子らしいと思うよ。あとはnqrse自体の問題だと思う。 」
「 僕もその通りだと思います ！ nqrseくんが素直になれないだけで…。 」
『 私もそれはわかってるけど……。 』
私のその言葉で部屋が静まり返り、なんとも言えない空気に包まれる。やっぱり、二人に甘えすぎるのは良くなかったか…と反省していると、そらるさんがその沈黙を破る。
「 …じゃあ、逆に聞くけどnqrseは今のAが嫌いなの ？ 」
『 …それは、…わからないですけど…やっぱり女の子らしくないと、変に思われるっていうか……。 』
「 …つまり、Aが女らしくなりたい理由はnqrseに自分のことを嫌ってほしくないからでしょ ？ 」
そらるさんのその言葉に、こくん と小さくうなずいて見せる。
確かに言われてみればそうだ。私は自分に自信がないのだ。私みたいな男紛いの女より可愛い女の子の方が男にとって、なるにとって……好かれるから。
女らしくなりたいのも、可愛くなりたいのも、なるに嫌われたくなかったから。
『 …なるって私のこと本当に好きなんですかね。私より可愛い女の子なんていっぱいいるし…。 』
「 …じゃあ、確かめてみる ？ 」
自嘲気味に弱音を吐く私。そんな私を心配そうに見つめているまふくん。…と一方のそらるさんは、何か思いついたようで自分のスマートフォンを取り出す。
……確かめる、と言ってもこれから何しようしてるの ？
まふくんと私で、不思議そうにそらるさんの様子を じっ と見ている。
「 …よし。まふはスマホ持ってて 」
「 …はい、わかりました ！ 」
『 ちょっ、そらるさん !? 』
そう言って電話をかけ始めるそらるさん。スマホの画面に表示されているのは、【nqrse】という文字。しかも、スピーカーにしている。
そして、コールがくり返されて数回目、 がちゃっ という音と共に
「 もしもし…そらるさん ？ 」
＿＿＿聞き慣れた彼の声が聞こえてきた
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愛香(プロフ) - 面白過ぎです！nqrseちゃんに毎回どきどきさせられてます！無理せず更新頑張って下さい！ずっと応援します！ (2019年3月22日 20時) (
レス) id: 02509c761b (このIDを非表示/違反報告)
ルイナ(プロフ) - これからも無理しない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (2018年10月10日 0時) (レス) id: 29bcf3ece3 (このIDを非表示/違反報告)
れいさん - 戻ってきて下さりとても嬉しいです！これからも作者様の都合が良いときに更新してくだされば有り難いです ずっと応援しています！ 頑張って下さい！ (2018年8月16日 12時) (レス) id: 3d7de7c989 (このIDを非表示/違反報告)
ヤーさん - とても面白くて、素敵です。頑張ってください (2018年8月8日 20時) (レス) id: 698f0f6624 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - うおぉ！おかえりなさいです！楽しみでした、更新頑張ってください！ (2018年7月25日 1時) (レス) id: 0aff8337dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shion x他1人 | 作成日時：2018年4月24日 0時
