ゆるふわ天使ちゃん（8）

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玉森side






ドラマの撮影が忙しくて誕生日の存在なんて忘れてた



そしたらまさかのドラマの撮影現場でお祝いしてもらって、Aはどんな風にお祝いしてくれるのかな〜って家に帰るのが楽しみだった









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貰ったプレゼントを持って家に帰ってお風呂から上がると






『……zZ』






え？寝てるの！？

俺てっきりサプライズとかあるんじゃない！？って1人で盛り上がっちゃってたよ…






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水でも飲もうって思って冷蔵庫を開けたら奥の方に大きい箱が置いてあった







玉「…なにこれ」








開けてみると“ 裕太 Happy Birthday ”って書かれていた手作りケーキ






玉「A…」








急いで寝室に行ってAを起こそうと思って顔を見たら薄ら涙の跡があった








玉「…A…、ごめんな…」

『……んっ、裕太…？』









Aが起きてきたってわかった瞬間すぐに抱き締めてた








玉「A、ごめん！」

『え？どうしたん？』

玉「ケーキ…見たよ、本当はお祝いしてくれる予定だったんだね、なのに俺が__」

『ホンマやで、酷いよ裕太』

玉「ごめんっ」

『嘘(笑)もう裕太ケーキもプレゼントも要らんやって思って嫉妬してた。ごめんね』

玉「嫉妬してたの？可愛いなあ」

『…うるさいっ』

玉「Aが作ってくれたケーキ食べたいな〜」









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玉「美味しそう〜、頑張って作ったんだね」

『そうやで、味は保証せーへんけど、ちゃんと食べてね』

玉「せっかくだから、あーんってして」

『えぇっ』

玉「俺今日誕生日なんだけどなぁ〜」

『もうっ、しょうがないなぁ

お誕生日おめでとう、裕太、はいあーん』

玉「ありがと、んんっ、うまっ！」

『ほんまに！？』

玉「うん、美味しいよ、最高っ」









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2人でケーキ食べてソファでテレビ見ながらゆっくりしてたら後ろからAに抱き締められた





玉「…えっ、Aどうしたの__」

『渡したいものがあるの』








そう言ってAから渡されたのは俺への誕生日プレゼント







玉「誕生日プレゼント！？やったー！開けていい？」

『うん、開けてみて』









開けてみるとピアスが入ってた

あれ？このピアス見たことある気がする







玉「このピアス…」

『そう、お揃い〜』









そう言って自分の耳を見せてきたA

可愛すぎじゃない？








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