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コナンside




その日は蘭は園子の家へ泊まりに行ってしまい、おっちゃんも麻雀に行ってしまったため、蘭に言われた通り、夕食はポアロでとることにした。

けれど生憎安室さんがいて、お客さんは女性で埋め尽くされていた。




席が無かったら流石に入れない、と思ったけれどいつもの定位置にAさんがいたのだ。

まあこの人なら相席くらいOKしてくれるだろうと頼めば、瞬間OKが出た。
…なんかこの人、人が良すぎてすぐ騙されそうだよな。





A「わー偉いね。こんな時間なのにお留守番してるんだ」





…仕事そっちのけで小学生と話すのはどうかと思うよ、Aさん。
けどAさんは子供が好きなのか、元太達が話しかける時も仕事をやめて、ずっと話が終わるまで聞いてあげている。

やっぱり優しい人なんだろうな、とそう考えていたら梓さんが注文を取りに来た。
適当に注文をして、再度仕事に取り掛かったAさんを見ていると、彼に電話がかかってきた。






A「はい、山吹です。………ああ、その件ですね。………なわけないでしょう。ちゃんとやりましたよ。………ええ、そうですけど。どうかしましたか?………大丈夫です。心配いりませんって。………わかりました。家に帰り次第、すぐに送りますね。ではまた」





スマホを置き、また仕事を始めるAさん。
さっきの人は仕事関係の人だろうか。

まあ家に帰ってから送るって言ってたし、作曲した音源を送るとかそんな所かな。




…てかこの人、本当に仕事漬けの人生送ってるな。

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作者名:りゃーさん x他1人 | 作成日時:2018年5月19日 13時

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