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闇の翼、しか分かんなかった…
あっ!羽使えばいいのかな?

これ、雲羽が言ってた鍛えるっていう行為にもなりそうだし!

「しゅぴーーーーーっ」
清作さんは眠りに落ちた。

まずは、感情をコントロールしながら羽を出す。

少し、静かに、浅く、深く、意識し、

息を吸う。

そして、リラックスした状態で目をつぶる。
目を開ける。

視界がクリアになる。

いける!

翼を
出す!

ふぅわあああ

優しい感覚が背中をくすぐる。
あれ?コントロールをすれば全然痛くないや

むしろ、心地よい?

でも、まだ小さい。
最大限の大きさまで出すつもりはないが、小さすぎて、墜落するのも痛そうだから、

イメージする。

どれくらいがいいんだろ?
いまは、十センチくらいだから、

自分の腕くらいの長さ...かな?

イメージを続ける。

腕くらいの長さで…

ふわふわと浮くくらいの

ぐっと力を背中に込める。

ふぁっさ、ふぁさっ

浮いた。逆さのまま。

うぅ、どうやったらまともに飛べるのっ?

『んしょ、んぅしょ…えい!!』

前転ができた!

これで、もともに飛べるはず!

そして、ようやく僕は、飛べるようになった。

そうして、縄をほどいて、皆と寝よう。



…寝れない。

殺気を感じる?
こういうのには敏感だから…
うん、殺気だ。凄い殺気
何なんだろう?誰なんだろう?僕が何をしたんだろう?
目を、

開きたい。でも、精神的に心が無理だ、と叫んでいる。

怖くないはずなのに…

薄く目を開いただけなら、大丈夫かな?

薄く、ホントに薄ーく目を開くことができた。









ヒッ!

出なかった。声が、出なかったんだ。


目の前には、――――が居て…

ずっと、ずっと、こっちを見てて…


気づいたのかな…?
起きてるって、

そうするとね、――――が、コッチ、ギロって向いてね、笑ったの。

クスッ とか、
フフッ とか、

そういうのじゃなくってね…




そして、何かが見えたんだ。

親の顔とか…

バカにしてきた友達…いいや、他人だ。

そして、今までプレイしてきたゲームとか…


そして、雲羽が出てきて、


落ちて、


良勝さんとか、清作さんとか、御手洗さんとか、美文さんとか…


出てきて……………?


アレ漏らしたりとか、


縛られたりとか、




飛べたり、、、



とか?




これ…
ついさっきのことじゃなかったっけ?


記憶。

最後の時に流れる記憶


走馬灯?


そして、――――が喋りだしたの。

「あのねェ…?」

怖→←助



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作者名:白井ユエ | 作成日時:2021年5月24日 18時

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