５５話目 ページ10
食事を終えたあと、俺は、部屋に戻
………らない！！
俺はこのままだと、
食べる、暇、食べる、暇、を繰り返すことになる。
地獄の日々は勘弁だ。
と言うわけで、面倒事を恐れず、
行くぜ、城内探索！←
(突然のテンションぶち上げタイム。)
ロボロにもらったインカムは既に耳に装着済み。
使い方は分からないけど。
『………一階からまわるか。』
下から上に見ていくことにして、
一度、下まで下りる。
ここが正面玄関で………。
この上が、食堂で………ｴﾄｾﾄﾗ、ｴﾄｾﾄﾗ。
今まで行ったところを確認しながら進むと、
意外と時間がかかってしまった。
やっと、三階まで到着すると、右側からものすごい足音が。
誰だと思い右を見ると、
凄い形相で走ってきた、鬱先生。
え、なに？
ut｢あ！！何でもするから匿ってや！！｣
『え？あ、うん？』
勢いに押され俺が頷くと、
鬱先生は、階段の影に隠れながら言った。
ut｢とんちが来ても、誤魔化してな！！？｣
『あ、分かった。』
了解の返事を返したものの、
いや、とんち誰だよ。
が、その謎も、異常な速度で走ってきたトントンのお陰で解決した。
とんちって、トントンのことか……。
tn｢ﾁｯ、あいつ、どこ行ったんや……？｣
肩にかけてる大きな剣。
隠す気もない殺気。
あいつは勿論鬱先生のことだろう。
……鬱先生、何したんだ？
tn｢あ、A、大先生、見てへんか？｣
気づかれたと、共に聞かれた。
これは、明らかにトントンの味方についた方が正しいが、
鬱先生に匿うと言ってしまったので、誤魔化すことにする。
『大先生……？あ、鬱先生のこと？
探してるのか。』
tn｢せや。知らん？｣
『確か、鬱先生は、向こうの階段下りてったと思うけど…。』
鬱先生が隠れてる階段ではなく、
反対側にある階段を指差す。
tn｢向こうか。ありがとな！｣
尋常じゃない速さで遠ざかっていったトントン。
あっという間に見えなくなった。
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虚無虚無ぷりん - あの！もしかして、もしかしてなのですが、SCPお好きだったりしますか……？！ あ、完結まで読みました！好きです！(え)もう一周してきます！ (5月13日 23時) (
レス) @page33 id: d13357cef5 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - ゴットンのくだりのとき、めちゃくちゃツボりましたw元ネタあるかどうかは分かりませんが、アレを入れるのはセンスが神すぎません？ (2021年2月13日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 時雨さん» あぁあ！！すみません誤字ってました……。教えてくださりありがとうございます…！m(_ _)m 応援とっても嬉しいです！ありがとうございます！(*´∇｀) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - そなさん» あっ、ありがとうございます！！(*/∀＼*)夢主くんのキャラは自分の好きなタイプを固めたみたいな子なので、気に入ってもらえてうれしいです！！(´･ω･)(´_ _)♪ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！！そう思っていただけて嬉しいです！！(о´∀`о)更新頑張ります！！(°▽°) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年3月23日 15時
