５２話目 ページ7
その後は、ひとらんと雑談しながら、
ひとらんのしていることを手伝った。
俺は、鶏には嫌われてるけど、
馬には好かれているようで、基本的につっかえることもなく、
終わらせることができた。
鶏に追いかけ回されたこと以外は。←
ひとらんは、意外と多くのことをやっていたようで、
終わりかと思ったら、まだあったり、
そもそもとして、多かったりして、
手伝いが尽きることは無かった。
ht｢…もう9:30か。｣
『……まじ？』
意外と楽しく、苦ではなかったので、
ひとらんが言った時間に驚く。
約３時間近く作業していたことになる。
凄いな。
ht｢うん、作業もこの辺で終わりにして、部屋戻ろうか。｣
『分かった。』
道具を片付けてから、
ひとらんに案内してもらった水道で汚れを洗い流す。
ひとらんが、タオルを貸してくれた。
ひとらんがタオルを俺に貸すとき、
ちらりと見えた、
ひとらんの腰に差してある刀みたいなもの。
自己紹介の時も思っていたけどもしかして。
俺はひとらんにタオルを返しながら言った。
『タオル、ありがと。
ひとらんって、もしかして東の国、出身？』
ht｢え？……うん。なんで分かった？｣
俺の問いに頷くと、困惑した表情を見せるひとらん。
俺が腰をトントンっと指差すと、納得したように頷いた。
ht｢あぁ。刀か。｣
『珍しい形してるよな。
折れてしまいそうなくらい細くて、綺麗だ。』
いつかにみた刀を思い出す。
艶々で、でも細くて。
こんなんで戦えるのか？なんて思った記憶がある。
ht｢刀は、斬るが主だからね。戦いかたが、剣とは違う。
剣みたいに扱ったら、確かに折れちゃう。｣
『刀って、少しカーブしてるよな。
これも、斬るためだっけ？』
ht｢そうそう。｣
ひとらんに、刀の質問をすると、
ひとらんの目がキラキラと輝いた気がした。
ひとらんは刀が好きなのか。
まぁ、自分の武器に興味もってもらったり、
武器を誉めてもらったりしたら、嬉しいか。
その後、暫くひとらんと水道前で会話を続けた。
一度、刀身を抜いて見せてくれたが、
前に見た刀よりも、何倍も艶々のピカピカで、
大事にしてるんだなと思った。
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虚無虚無ぷりん - あの！もしかして、もしかしてなのですが、SCPお好きだったりしますか……？！ あ、完結まで読みました！好きです！(え)もう一周してきます！ (5月13日 23時) (
レス) @page33 id: d13357cef5 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - ゴットンのくだりのとき、めちゃくちゃツボりましたw元ネタあるかどうかは分かりませんが、アレを入れるのはセンスが神すぎません？ (2021年2月13日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 時雨さん» あぁあ！！すみません誤字ってました……。教えてくださりありがとうございます…！m(_ _)m 応援とっても嬉しいです！ありがとうございます！(*´∇｀) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - そなさん» あっ、ありがとうございます！！(*/∀＼*)夢主くんのキャラは自分の好きなタイプを固めたみたいな子なので、気に入ってもらえてうれしいです！！(´･ω･)(´_ _)♪ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！！そう思っていただけて嬉しいです！！(о´∀`о)更新頑張ります！！(°▽°) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年3月23日 15時
