８８話目 ページ43
その後、何やら指導に戻ったショッピくん。
何だか、前線の幹部たちとは違って、比較的真面目っぽい。
……でも、たまに擬音が入るのは、コネシマの後輩だからだろうか。
それを聞きながら、俺は少し離れたところで、射撃の練習をしておく。
ついでに手持ちの銃の点検も。
これ、戦争始まったら、銃弾、足りなくなるかな。
仕入れておくべきか。
なんて、心の中で買い物リストに銃弾をいれておく。
買う予定のもの、それしかないけど。
買いにいく予定もないけど。
あ、そう言えば、一ヶ月もたてば、俺もここに慣れるように、
我々国の軍人等も、俺に慣れてきたようで、
俺がどこの訓練場にいようと、特に反応を示さなくなった。
幹部と手合わせしてると、凝視されるけど、それは幹部が影響してるだけだし。
そんなことを考えながら、ガチャガチャ銃を弄りつつ、訓練を続けていると。
syp｢あ、大せんせ。｣
ut｢おはよー、ぴーくん。｣
……ぴーくん？←
こないだは、ショッピくんって呼んでませんでした？
……まぁ、どうやら、大先生が来たらしい。
とりあえず、一度銃から手を離し、顔を声のほうに向ける。
思ったとおり、よれっとしたスーツでへらへらとした大先生がそこにいた。
ut｢……あれ、Aやん。今日はここなん？｣
大先生は、俺に気づくと、不思議そうな顔をして、こっちに歩いてくる。
なんだか、ほんのりショッピくんと反応が似ている気がする。
『あぁ、銃が撃ちたくて。』
ut｢ふーん、なるほど。｣
返事を返すと、大先生は俺の銃を見て、納得したように頷いた。
ut｢俺も撃とうかな。最近、Ａ国のハッキングばっかしてたし。｣
ぐぐっと、伸びをしながらそう言った大先生。
Ａ国のハッキングか。
そう言えば、大先生は情報関係もやってたな。
……じゃあ、今まで訓練来てなかったのはそう言うことだったり、？
syp｢そうは言っても、俺が副隊長になってから、殆ど訓練に来ないってのはどうかと思いますよ？｣
ut｢っえ？いやー、それは……まぁ、後程。｣
syp｢いやいや、大先生、ハッキング始める前から来てなかったでしょ。｣
ut｢それは、ショッピくんの腕を信じてるからやん。｣
syp｢隊長が何言ってるんすか。｣
………あ、どうやら違ったみたいですね。
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虚無虚無ぷりん - あの！もしかして、もしかしてなのですが、SCPお好きだったりしますか……？！ あ、完結まで読みました！好きです！(え)もう一周してきます！ (5月13日 23時) (
レス) @page33 id: d13357cef5 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - ゴットンのくだりのとき、めちゃくちゃツボりましたw元ネタあるかどうかは分かりませんが、アレを入れるのはセンスが神すぎません？ (2021年2月13日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 時雨さん» あぁあ！！すみません誤字ってました……。教えてくださりありがとうございます…！m(_ _)m 応援とっても嬉しいです！ありがとうございます！(*´∇｀) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - そなさん» あっ、ありがとうございます！！(*/∀＼*)夢主くんのキャラは自分の好きなタイプを固めたみたいな子なので、気に入ってもらえてうれしいです！！(´･ω･)(´_ _)♪ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！！そう思っていただけて嬉しいです！！(о´∀`о)更新頑張ります！！(°▽°) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年3月23日 15時
