８２話目 ページ37
また一週間と少し。
つまり、ここに来て約三週間がたった。
すっかり、と言うにはまだ早いかもだが、
殆どこの生活にも慣れた。
まぁ、この一週間と少しの間に、チーノと幹部に悪戯を仕掛けたりしたけど……。
(ゾム協力)
それはまた別の話。
ビシビシこき使われないのは楽だけど、
少し暇すぎるな、なんて考えながら日を過ごす。
前との差が激しすぎて、どうにも鈍ってしまいそうで怖い。
今日も訓練と昼御飯を終えて、何をするべきかと談話室にとどまっていた。
戦争少し前だと思えないくらいゆっくりとした時間が流れる。
呑気にあくびなんかしてしまって。
日当たりの良さげな窓辺によって、うとうとしていると。
『………？』
談話室に駆け寄ってくる、コネシマの足音が聞こえた。
この三週間で、全員の足音は記憶済み。
体重と歩き方で、大分変わるからな。
誰かを探しているのだろうか。
談話室には俺以外いないし、ここにはいないと教えてやるか。
俺は１度、ぐぐっと伸びをしてから、談話室の出入り口に向かった。
バァン！！！
が、俺が出入り口にたどり着く前に、
勢いよく談話室の扉が開けられた。
うるせぇ。←
kn｢あ、おったわ！！！｣
『………あ、俺？』
コネシマは視界に俺を留めると、俺の手首を素早く握った。
どうやら探していたのは俺らしい。
kn｢行くで！！｣
『は？どこに？』
そのまま引っ張るようにあるきだしたコネシマの後を、とりあえずついていく。
kn｢訓練場やけど？｣
『……あ、そうなんだ。』
当たり前だと言うようにケロリと返される。
なんでだよ。
まぁ、すること無かったし、いいか。
頭の中でそう区切りをつけて、訓練場へと向かった。
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虚無虚無ぷりん - あの！もしかして、もしかしてなのですが、SCPお好きだったりしますか……？！ あ、完結まで読みました！好きです！(え)もう一周してきます！ (5月13日 23時) (
レス) @page33 id: d13357cef5 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - ゴットンのくだりのとき、めちゃくちゃツボりましたw元ネタあるかどうかは分かりませんが、アレを入れるのはセンスが神すぎません？ (2021年2月13日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 時雨さん» あぁあ！！すみません誤字ってました……。教えてくださりありがとうございます…！m(_ _)m 応援とっても嬉しいです！ありがとうございます！(*´∇｀) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - そなさん» あっ、ありがとうございます！！(*/∀＼*)夢主くんのキャラは自分の好きなタイプを固めたみたいな子なので、気に入ってもらえてうれしいです！！(´･ω･)(´_ _)♪ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！！そう思っていただけて嬉しいです！！(о´∀`о)更新頑張ります！！(°▽°) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年3月23日 15時
