６０話目 ページ15
隣でびくっと肩を震わせてこっちを見た大先生。
今の時刻は19:30。
トントンは、俺たちの夕飯をとりに食堂へ向かった。
｢今日は、会議ないからぶっ続けで出来るで！｣なんて、
笑顔のトントンに言われたことを思い出した。
勘弁してくれ。
『………大先生、後は頑張れ。俺、部屋戻るわ。』
ut｢……逃げても、トン氏に見つかって怒られるのがオチやで？｣
おそらく、経験済みなのだろう。
じゃあ、なんで書類をサボるのかと聞いてやりたいが、
多分、俺も書類仕事が出来たら、全力でサボるのでそんなこと聞けない。←
まぁ、でも。
『大丈夫。怒られないから。』
俺には、見つかっても怒られない自信がある。
ut｢なんや、その自信。じゃ、俺も逃げたいんやけど。｣
『いや、無理。』
ut｢は？なんでなん！？｣
ぐぇえ、といいながら、PC前でぐたくだと伸びてる大先生。
めんどくさい。
俺、早く帰りたいんだけど。
ut｢えーやん。俺も連れてってや。
書類嫌悪同盟組んだやんか。｣
ここで大先生が持ち出してきたのは同盟のこと。
同盟って言っても、考えが同じだけだし、
具体的に助けるとか決めてないのに。
ut｢なーんで、Aだけ逃げるん？｣
しつこく聞いてくる大先生にため息をついてから言ってやった。
『俺は、全部終わったからな。』
ut｢………はぁぁ！？｣
俺は、別に嫌いでやりたくないだけで、出来ないわけじゃないのだ。
そう、YDK。
ut｢だって、あの量俺の３日分やで？｣
『そんなん知らん。じゃ、そういうことで。』
騒いでいる大先生をほおって、俺はトントンの仕事部屋から出た。
ちなみに、大先生に隠し通路も教えてもらったので、城内の活動が簡単になりそうだ。
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虚無虚無ぷりん - あの！もしかして、もしかしてなのですが、SCPお好きだったりしますか……？！ あ、完結まで読みました！好きです！(え)もう一周してきます！ (5月13日 23時) (
レス) @page33 id: d13357cef5 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - ゴットンのくだりのとき、めちゃくちゃツボりましたw元ネタあるかどうかは分かりませんが、アレを入れるのはセンスが神すぎません？ (2021年2月13日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 時雨さん» あぁあ！！すみません誤字ってました……。教えてくださりありがとうございます…！m(_ _)m 応援とっても嬉しいです！ありがとうございます！(*´∇｀) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - そなさん» あっ、ありがとうございます！！(*/∀＼*)夢主くんのキャラは自分の好きなタイプを固めたみたいな子なので、気に入ってもらえてうれしいです！！(´･ω･)(´_ _)♪ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
海翔(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！！そう思っていただけて嬉しいです！！(о´∀`о)更新頑張ります！！(°▽°) (2020年7月20日 20時) (レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年3月23日 15時
