【鬼滅の刃】鬼ですが藤の花と鬼しかたべません！

9話~蛇柱のご登場~ ページ10

貴女side





甘露寺「いっぱい買っちゃった！Aちゃんってば本当に何着ても似合いすぎて結局全部買っちゃったわ！！」



貴女「………つっ疲れましたぁ………」





都会といって良いほど栄えた街に蜜璃ちゃんに引っ張られながら来た



来た後は蜜璃ちゃんの言った通り、沢山色んな服を着せ替えさせられました






物凄く疲れましたよ………





こんなに疲れたのは何時ぶりでしょうか






甘露寺「それもそうね………あっ彼処の甘味屋で休みましょう！」





貴女「はっはい………」




一瞬蜜璃ちゃんが甘いものを食べたいだけなのではと思ったけど、すぐにそんな考え捨てましたよ





甘露寺「すいませーん！桜餅十個と………」






蜜璃ちゃんが私の方を見た




貴女「えっ？！良いんですか？」




甘露寺「勿論よ！」





貴女「じ、じゃあ………三色団子を一個」



「あいよー！」




蜜璃ちゃんが態々日に当たりにくいところを選んで座ってくれた



本当にいい人だなぁ………



　









ｻﾞｯ…


　
　







「こんなところで何をしているんだ？甘露寺」






　





甘露寺「！伊黒さん！！」





貴女「ひっ………？！」







こっこの人………散々、と言うより喋る度に私を叩いてきた人……！！？




どどどどどうしよう……っまた叩かれちゃうぅぅっ




痛いのは勘弁ですよぉ！！






貴女「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ




伊黒「！……そいつは保護対象の藤の鬼か」






めめめっめ目を合わせちゃ駄目ですっ！合わせた瞬間きっと脳天を叩かれちゃう………！！






甘露寺「はい！見てくださいAちゃんてば何着ても似合ってていっぱい買ったんです！



今着てる着物も似合ってて可愛いでしょう？！」






蜜璃ちゃん！！もうやめてください！！


その人に私の話題をふるのをやめてください！！



わたっ私の命が………命が削れますっっ



あと誉められ過ぎてそろそろ茹でダコになっちゃいますよぉ………！！





貴女「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ









伊黒「………」ｼﾞｰｯ









甘露寺「フフッ」ﾆｺﾆｺ









貴女「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ









伊黒「………」ｼﾞｰｯ









何でそんなに見てくるんですか………？！せめて何か言ってくださいよぉ




似合ってないなら似合ってないで良いので………！







伊黒「………鬼の癖に中々に人間の着物が似合ってるじゃないか」


　









はい？

10話~話が見えないよ蛇柱~→←8話~追憶・繋がった命~

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す