【鬼滅の刃】鬼ですが藤の花と鬼しかたべません！

12話~似た笑顔を何処かで~ ページ13

伊黒「一週間もか？」



貴女「はい、まずは髪型を交換して眉をキリッとさせます、眩しい笑顔も忘れず、着物も交換して口調も男っぽくしたら出来上がりです」




伊黒「簡単だな………今出来るのか？」




貴女「顔と口調と声だけなら出来ますよ！行きますっ






あんたも案外こーゆう事に興味あるんだな？意外過ぎて団子つまりかけたぜ」




伊黒「！！」





私の特技は体が柔らかいこと以外に弟の真似をすることなんですよ！







貴女「今の俺はAが真似してる弟だから、何か俺について知りたいことがあれば教えてやるぞ？」





弟の性格、本当に私とは正反対なんですよねぇ


顔は物凄く似てるのに







伊黒「……ならばお前の名前はなんだ？」




貴女「俺は楽(がく)！不知火楽って言うんだ！よろしくな！！」





伊黒「既視感のある笑顔だな………誰だったか




あぁそうだ煉獄と似た笑顔だ」





煉獄？様………誰でしょ………………まさかあの全身血塗れ男じゃないですよね？




貴女「見ての通り俺とAは顔だけは見分けがつかない程ソックリだ！


ただし眉毛を見るとバレるぞ！！」




困り眉が私でキリッと眉が楽って感じで村の皆からは見分けられてたんですよ



後は下二つ結びが私で上一つ結びが楽っていう見分け方もありました





伊黒「益々煉獄だな………」


貴女「？ふーん………おい、そろそろ真似するのやめて言いか？気が引けてきたぞ」




伊黒「………あぁ、面白いものも見れたしな」




ﾋﾞｼｯ




貴女「あうっ………何ででこぴんするんですかぁ？！痛いじゃないですか………！！」




伊黒「痛みで戻る仕掛けか？」



貴女「そんな仕掛けありませんよぉ！！」





ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ




ｷﾞｭｳｰｯ




甘露寺「ただいまAちゃん！！」




貴女「みっ蜜璃ちゃん………！！」





後ろから足音が聞こえたと思ったら背中に大きな衝撃が当たり体を包み込まれた





蜜璃ちゃん、苦しいです






甘露寺「ごめんなさい伊黒さんも！ちゃんと今度は忘れ物ないわ！！」



貴女「ならいいんれふあ………みふりひゃんくるひいれふ」







蜜璃ちゃんの素晴らしい肉塊に顔を埋めさせられて上手く言葉を喋れない





伊黒「甘露寺、離してやれ……埋もれて息しずらそうだぞ」





甘露寺「へ？……きゃあ！！？ごっごめんね？！Aちゃん！！」



貴女「いえ、だっ大丈夫ですよ……(………息出来なかった)」

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