【ワートリ】底無しトリオン少女は無所属隠密オールラウンダー２

51話~ピュアピュアっ子さ~ ページ8

　
　


必要な出演者メンバーも全員揃っていざ会議始め、因みに席順は

辻さん、三輪さん、小南さん
王子さん、A先輩、俺



　


やっぱりかつてないほどまでにA先輩の目が荒んでる、今度は気の所為じゃない



　


　



　


　

三輪「取り敢えずまずは舞台と誰と誰がどの組み合わせでどのシーンに出たいか、を決めるぞ

　

今回のPVは“青春”だ、舞台は学校や普段の通学路や立ち寄る店でのワンカットシーン


場所の候補は俺達からそれぞれ数個用意して、カメラマン達が用意した場所と一緒に使うらしい




　


どうする？」



　



　

　


貴女「……なら私達がいつも使ってるあの脇道の階段なんてどうかな？彼処ならいつも私達ぐりこジャンケンで遊んでるし青春」


　
三輪「あそこか……お前と辻、ジャンケンがクソ強いんだよな…」

　

辻「あはは……;;;」


　

　

小南「えっそんなことしてたの？何それギャップ？可愛いわね」


　


　




というか仲良いね、先輩達の学年…皆そうなの？



　


　


王子「なら他は屋上とか、商店街じゃない？俺屋上はおはぎちゃんと映りたいな」

　


貴女「キリちゃんと絵馬君、屋上いっしょに撮ろ」



　
小南「えぇそうね、そこは一緒に撮りましょ」


　
絵馬「あっ……え、あっはい」



　



　



　

全スルーしたA先輩、声を掛けてくれたのは嬉しいけどその代わり王子さんからの視線が痛くなった


　

じわじわとA先輩を挟んだ頭上からの視線が刺さる……



　


　



　

　

三輪「なら屋上はA、小南、絵馬っと……


他に何が立候補はあるか？」



　


　


辻「ぁ………あ、の……」



　


三輪「ん？なんだ辻、深呼吸してから言えよ酸素不足で倒れそうだぞ」


　

　


　


確かに顔真っ赤だし多分あれ少し呼吸止めてるよ、仲の良いらしいA先輩はともかく小南さん居るし緊張してるんだろうな


　


小南さんからはことある事にいじられてるし



　




　


辻「A、さ……うぅ…いっ一緒…に、図書ッ室…良いですか？」



　


　

貴女「可愛い(いいよ)」


　
小南「ピュアめ(仲良いものね)」


　
三輪「健気だな(Aとな、分かった)」


　
王子「何か負けた(初なぁ)」


　



　



あっ先輩達が辻さんのピュアにやられてる



　



　


　


辻「ッ……！？…あの……えと、そっその…」



　




　

絵馬「取り敢えずそれ決定ね」

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