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50話~苦手とする理由は~ ページ7

絵馬ユズルside


 


 
小南「それで?一人だけ猛ダッシュして逃げてきた挙句ファミレスまでの道忘れて途中遭遇した絵馬と一緒に来たってわけね」



 


貴女「うぅ………だってキリちゃん…」



 
絵馬「大丈夫?A先輩」



 


 


 


ファミレス内で机に伏せては項垂れるA先輩の横に座って水を継いだコップを渡すと早速それを飲んで一息つくA先輩


 


どうやらあのA先輩にも苦手な人がいるらしい


 


 

あの犬飼先輩とも仲のいいA先輩なら誰とでも仲が良いし苦手な人なんていないと思ってたのに



 


 

 


 


小南「Aがそこまで逃げるって……王子は一体何したのよ?」


 
 

 


 
貴女「………あの人、私が高確率で忘れるのを知ってるからなのか毎回自分の名前を聞いてきて忘れたら忘れたで自己紹介してくれてる(っておししょ〜が言ってた)んだけど


 


この前……『おはぎみたいにおはぎちゃんって美味しそうだよね、食べてみたいなぁ』って



 


 



カニバリズムの片鱗を見た、怖い…」



 



 

 


 

 

最後に弱々しく荒んだ目でそう言うA先輩、心底恐怖したらしい
 


 



 


 

死んだ目が尚更死んで荒んでる、なんか尚更どこ見てるのか分からなくなった




 


 


 

 


 


小南「それはカニバリズム的なそれとは違う食べたいな気がしなくもない、王子に関しては違う食べたいの意味な気がする」


 

貴女「?」


 

小南「いや気にしなくていいのよAはAのまま、そのまま汚れも何も知らないままでいて」


 


 


………そういえば小南さんととA先輩は同じ古株で仲良いんだっけ?


 

まぁ、あだ名で呼びあってるし仲良いんだろうな



 



 


 


 


 


王子「おっはぎちゃーん、お待たせ〜」





 
ギュッ



 


 

貴女「ピィッッ!!?!」




 

三輪「ッおい!!」




辻「聞いた事ない奇声が出た…」




 



 




 


王子「この前ぶりだねおはぎちゃん、まさか同じPVに出演出来るなんて……嬉しいよ」





 
貴女「……………」



 



 


 


小南「今までに見た事ないくらいAの目が荒んでるんだけど」


 

辻「……………」


 

三輪「……はぁ、取り敢えずPVの話し合いをするぞ」


 
絵馬「はい」

51話~ピュアピュアっ子さ~→←49話~割りとまともなあだ名~



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みこ - 更新有難うございます! (2023年1月7日 19時) (レス) @page13 id: 2b154a99d9 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ぽんさん» すいません…教えて下さりありがとうございます…!!完全に忘れていたので指摘して下さって本当に助かりました!!! (2021年4月9日 18時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年4月9日 17時

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