【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ17)

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64話~慕われる先輩~ ページ17

次の日

in病院

鬼道「怪我の具合はどうなんだ？」

豪炎寺「思った程酷くは無い、だがアジア予選での復帰は難しそうだ」

鬼道「そうか………」

昨日言われた通り有人先輩と一緒に修也先輩のお見舞い来た

私は部屋の隅に立ち会話の邪魔にならないようにと何かが侵入しないように気を張る

豪炎寺「あぁ…」

鬼道「お前の妹はさぞかし心配しただろうな」

夕香ちゃんでしたっけ…本当にそっくりで可愛い妹さんがいらっしゃるのに世界で活躍出来る所を見せれないなんて……

あっそう言えば充と試合に勝った後弟の所に連れていってくれる約束してたな

鬼道「………豪炎寺、韓国戦で感じた違和感のことだが」

豪炎寺「あぁ、この大会には何かあると思う」

鬼道「そうだな、Aもお前と一緒のことを言っているし

お前が接触プレイで簡単に怪我するというのも腑に落ちん、お前は光を見たと言ったな」

豪炎寺「あぁ、その瞬間俺は倒されていた」

鬼道「誰かが故意に目くらましをやったという事か？」

豪炎寺「うーん……まさかとは思うがな」

目くらまし……あっそう言えば

貴女「あの、その件について一つ今思い出したことがあります」

鬼道「本当か？何を思い出したんだ？」

貴女「目くらまし何ですが、実は吉良君が光を受ける直前に気づいたんです

靴に鏡を仕込んでいました、アイツら」

一瞬だけどあれは絶対に見間違えじゃない

絶対に……っ！！

豪炎寺「鏡か……確かにそれなら太陽の光を反射するからな」

鬼道「お前の動体視力の良さは俺達は良く知っているしな………その線も一理ある」

貴女「…………」

兄さん…そんな事をしてまでこの世界大会を支配したいのか？

フロイがあんなに嘆いているのに………

ｶﾞﾗｯ

円堂「お？なんだよ鬼道！A！先に来てたのか！！」

風丸「ここは病院だぞ？あまり大声を出すなよ、円堂」

チームの皆がゾロゾロと部屋に入って来た

流石ですね修也先輩、ここまで皆さんに慕われているなんて

坂野上「あー！！！Aさん！もうこんな所に居たんですね！折角誘おうと思ったのに〜…！！」

貴女「そうだったんだな……それはすまない坂野上」

坂野上「んもぅ……次からちゃんと先に誘いますからね！！」

貴女「はいはい、分かったよ」