【ハイキュー】猫の国出身のもう一人の金髪眼鏡は烏の国に迷い混む【妖怪パロ】 (ページ12)

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十話~まさかの二週間~ ページ12

それから二週間後

貴女side

貴女「………んっ」

「！……A」

誰かに頭を撫でられている感覚で目が覚める

貴女「…………倫太郎！」

さっきまで熱で寝込んでいた倫太郎がぼくの顔を覗いていた

寝ていた体を起こして倫太郎に何か異常がないかあちこちぺたぺた触って確認する

貴女「…………」

角名「くすぐったいよA…」

まだ熱は治まって無いけどさっきよりか顔色は良い………良かった

貴女「………おはよ、倫太郎」

角名「！…おはようA」

あぁ……なんか今肩の力が一気に抜きた気がする

角名「てかここ何処？」

貴女「…………さぁ？多分狐達の住処だとおもう」

角名「狐………？」

貴女「うん、多分倫太郎と似た部類の狐

子狐もいた」

角名「おぉ………あっそれって今こっち襖の隙間から覗いてきてるヤツらのこと？」

貴女「え…………………あ」

「「「あ」」」

………さっきからなんかここの部屋の辺りうろちょろしてるなぁって思ってたけど

君達は覗きが趣味なのかね？

ｶﾞﾗｯ

侑/治「「Aー！！！ようやく目ェ覚めたんやなー！！」」

貴女「うわぁっ……？！！」

ｷﾞｭｰｯｯ

襖の隙間から此方を覗き見る三人と目が合えば突然双子が飛び付いてきた

なっ何？何かあったの………？

銀島「A！ほんま目ェ覚めてくれて良かったわ…！」

貴女「…………？？」

角名「A、もう彼此二週間もずーっと起きてなかったんだよ？俺は二日前に起きた」

貴女「二週間……二週間？わぁ……」

思いの外ミケさんてば寝てたね……

銀島「と、取り敢えず俺北さん達呼んでくるわ！A！その間絶対寝たらあかんよ！」

そう言うと結さんはバタバタとこの部屋から出ていった

侑「木偶の坊らに見せても何の異常もないって言うとったのに全然起きれとらんかったから心配したで！！」

貴女「木偶の坊？………えっと…ご、ごめん？」

治「うぅ………！！」

な、何でぼくに群がるの？この子達……普通同族種の倫太郎の方にいかない？

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…………

貴女/角名「「ん？」」

ｽﾊﾟｧｧｧｧﾝｯｯ

北「Aが起きたってほんまか？！！」