＊。まるでお砂糖をまぶした、夜空のような少女。＊ (ページ7)

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おかしいなあページ7

グリーンがAを隠すように庇いながら歩くと、グリーンの家に着いた。

グ｢さ、入って｣

｢...！はい｣

Aはおぼつかない足元で、つい転びそうになったーーーが。

背中にふわっ、と軽い感触。

グリーンが咄嗟にAを抱き抱えたおかげでギリギリセーフだった。

グ｢大丈夫か？｣

｢ひ、、あ、ありがとう、ございま...す｣

途端のことでお互い顔が真っ赤になる。

今度はグリーンがおぼつかない足元になり、リビングの椅子までAを運び、降ろした。

グ｢(おかしい...これ以上の事を今まで沢山経験してきた筈なんだが...)｣

そんな事を考えながら、グリーンも椅子に腰を下ろした。

Aは緊張しているのか、スカートの裾をぎゅっと掴んでいる。

グ｢...あ、のさ、“グリーンさん”じゃなくて“グリーン”で良いよ、呼び捨てで。あと敬語も大丈夫だから｣

Aは一瞬きょとんとするが、顔をぱぁっと明るくして、｢グリーン...！｣と言った。

グ｢かっ、可愛い...！！！｣

｢あっグリーン、鼻血...！だいじょうぶ！？え、えと...ティッシュ！！！｣