底辺妖怪の少女は

13話 ページ16

ケータ「あ、A！」



…ゲ。



妖怪マスター・天野 ケータ…。



『…隣の子は？ガールフレンド？』



ケータ「違うよ、友達！」



短髪で妖怪マスターと年齢の変わらなそうな女の子。



？「おお！この方がケータさんの言っていたお花の妖怪さんですか!?」



ケータ「うん。」



？「良いですねぇお花を咲かせることができるなんて！


とてもロマンチックです！」



…うわあ、濃いなぁ。



濃すぎるくらい濃いよ…キャラが。



？「イナホ、うるさいダニ。」



『濃いっての…。』



ウィスパー「ウィス？」



『あなた達は慣れてるかもしてないけどさぁ。


私はどっちかってゆーと普通のタイプなんだよね。


あまり濃いのとは関わりたくないんだ。』



ジバニャン「じゃあケータは大丈夫ニャンね。」



『は？』



ジバニャン「ケータは自覚があるくらい普通だニャ。」



ケータ「ジバニャン失礼！」



『いやいや妖怪と友達な時点で普通じゃないじゃん。』



ケータ「正論!!ていうかAも妖怪な時点で普通じゃないじゃん!!」



『異常ではないと思うよ。元祖や本家の大将達に比べたら。』



ケータ「いやまぁそうだろうね!?」



ジバニャン「相次ぐらは別物ニャン。


あんこで喧嘩する下らニャいやつらだしニャ。」



『あんこ？』



ケータ「…今度詳しく説明するよ。」



…妖怪マスターも大変なんだな。








＊

14話→←12話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す