1日目 ページ1
あれから、私はまたゾムとロボロと食べるようになっていた。とはいっても、近くにマンちゃんとらんらんはいるから前より賑やかになった感じだ。
「ふーん、暇だぜ。シッマもっと食べるんだぜ？？？」
「ゾムやめろっ自分のところ戻れや！！！」
「ゾムさん、もっとやっていいっすよ〜」
ただ、アリサが居なくなった分やはり寂しいのか、ゾムの食害が酷くなったような気もする。
「あ、そや。A、新しいインカム出来たから後で渡すな〜」
「さすがロボロ、仕事早いめう〜」
オスマンの褒められてすこしドヤ顔をしてるロボロ。
かわいいかよ。
「A、今日のカレーどう？初めて作ったんだけど....」
「これ、めっちゃ美味いで！！！
なんか今までのとちゃうけど、甘めやけど嫌な甘みやのうて鶏肉とめっちゃ合ってる！
このパンもめっちゃ美味いから、パンだけで食べちゃう〜」
「んふふw良かった〜。バターチキンカレーっていうインドカレーで、このパンはナンって言うんだよ。」
「ナン？」
ナンってなんかおもろい名前やな〜
「そー、ナン！」
「そーなん？」
「そーナンw」
ナンって洒落になりやすいんやなw
私とらんらんのやり取りを聞いていたロボロとマンちゃんも笑ってる。
そんなこんなでご飯を楽しく食べ終わり(シッマは死んでた。なーむー)、モニタールームに行く。
午後は私とロボロで監視をする事になっていて、鬱先生に書類をサボらないように念押ししておく。
まぁ、多分無駄なんやろなぁ〜。
「ほい。新しいインカムやで〜」
「ありがと〜！」
インカムの色は以前よりさらに可愛らしい色になっていた。
「この色ええなぁ！」
「せやろ！」
ドヤってるロボロを撫でると「やめんかい！！」と怒られる。
マイクと接続テストを行っていると、さっそくグルッペンから連絡が来た。
『あー、あー、A聞こえるか？』
「聞こえるで〜、なしたん？」
『ちょっとお前に頼みたい任務があってな。
総統室に来て欲しい。』
「了解。すぐ行くわ。」
ロボロに声を掛けて総統室に向かう。
3回ノックをして中に入ると、そこにはショッピ君とゾムがいた。
「失礼します。そんで、どんな任務なん？」
そうグルッペンに聞くと、ニヤッとして任務を告げられた。何故か知らないけど、ゾムは拗ねてるというか不機嫌な顔をしてる。どうしたんや？
「お前とショッピに婚約者の振りをしてa国のダンスパーティーに行ってきて欲しい。」
.......はい？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅の翼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/enakana4261/
作成日時：2020年11月7日 20時
