一途な私を返してください！【ブラッククローバー】【逆ハー】 (ページ5)

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だいよんわーページ5

再び、夢主を語る人 side

なんだかんだで遠回りしたけど会場についた。

え、少女はって？？

なんかもう腕掴んでますよ()

「ちゃんと連れてってよ、！」とのこと。

『着いたよ、大丈夫？』

(とにかく心配する王子様系演じてます)

「いやあの、、人が多くて怖い、、とかないから、！！そんなことない、、」

(決して揺るがない。とにかく演じる。)

あ、怖いのか。

少女はオレに体をぴったりくっつけている。

そのため、少女の体が震えているのが伝わってくる。

このあとの試験大丈夫なのか、、

とりあえず可愛いからよしとしよう(いやどういう)

さりげなく少女の頭を撫でていると、少し奥の方から叫び声が聞こえた。

何事かと思い、少女の手をとって早足で叫び声が聞こえた方へ向かうと、沢山の鳥に囲まれた少年とヤミさんがいた。

『ヤミさん！！こんなとこで何してんすかもう』

ヤミさんはオレの入っている【黒の暴牛】の団長。

急にいなくなるからどこに行ったのかと思っていた所だ。

それについて話を聞くとまあ、、迷ってたようだ()

そこにいた少年は殺されるところだったらしい。

ﾔﾐ「おい、そいつはどうした。」

オレが苦笑しているとヤミさんが突然少女を指さして問いかけてきた。

いや、なんて言おうか、、

道で見かけた。でいいのか、、？

『ここまで連れてきただけっすよ、

迷子っぽかったんで』

オレがヤミさんに向かってそう言うと、少女は嫌そうな顔をした。

「ま、迷子じゃない、、もん」

そこかよ、いや、そこかよ。

ごめんごめん、と言いながら頭を撫でると、子供じゃないし！と、また拗ねてしまった。

気分屋で面白い。そして可愛い。なにをしてもかわいい。(語るなよって)

そんな光景を黙って見ていたヤミさんがなぜか突然笑い出した。

ﾔﾐ「お前にも彼女が出来たか、大したもんだ」