一途な私を返してください！【ブラッククローバー】【逆ハー】 (ページ33)

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さんじゅーわページ33

ラックside

あはは、もらっちゃったな～、

僕も ''まだ'' もらう気は無かったんだけどね。

気が早くなりすぎちゃったかな～

まあいいや、他の人に取られる前に取っておいた方がいいしねー！！

1番がいいもんね！！

気が早くなったとはいえ、、

僕、見ちゃったんだもん

アスタくんがAちゃんと抱き合ってる所。

仕方ないよねー！

そんなの見ちゃったら、ね、！！！

アスタくんに勝つために、僕も何かしなきゃいけないじゃん～？

そんなことを考えていると、

.

A「んん、、！んーー！！」

Aちゃんが唸りながら僕の肩を揺らしてきた。

ずっと考え事してて忘れてた、

僕、まだAちゃんに________________

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キスしたまんまだった、！！！

.

そう、貰ったっていうのは Aちゃんのファーストキス。

ファーストだって証明されたわけじゃないけど、こんな純粋な子がされた事はないと思うんだよね～、

多分だけど！！！！

急いでAちゃんから離れると、彼女は床に座り込んだ。

まあ、そうだよね、そんなもんだよねー？？

予想してたわけが無いもんね？？

僕に押し倒されたというのに、その後違う男の子と抱き合うような子だもんね？？

.

その時点で甘く見られてるよね～！！！

あっはははは！！！！！！

僕だけのものにしたいとかいうわけじゃないけどさ！！！

決めたからには、勝たなきゃいけないじゃん～？？

『ごめんね、Aちゃん？？

僕、キミに対してはこんな感じだからね～？？』

今度こそは。

そう思い、僕は満面の笑みでAに言う。

もうこれで僕の事甘く見てらんないよね～？？

.

A「らっく、、さん、、

わたし、、はじめてで、、くるし、かった、、」

Aちゃんは笑っている僕の顔をしっかり見てそう言った。

床に座り込んでいるせいで自然と上目遣いになっていて不覚にも可愛いと思ってしまう僕がいた。

鈍感すぎるよね、こういうことに対して。

それに、はじめてって言ったよね、、？？

『…あははっ！！

Aちゃん、可愛いよ！！！』

.

''ずっと笑ってる''

そんな事を言われていたけど

今は心の底から笑えたような気がするかもしれない。