彼氏.旦那が…【実|況|者】

僕のシャツ【P.-.P】※たわこ様リク ページ33

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僕の隣で鼻歌を歌う奥さん。







あ、僕の奥さんAね？




以後お見知り置きを。







鼻歌を歌いながら軽快に腕を動かす。





ピンと伸びたYシャツに掌を置いたら

火傷するよ？と一つ忠告を受ける。









「家事全部してもらっちゃってごめんね。」




『ふふっ、今更だね。何年ぺーぺーの
身の回りのお世話してきてると思ってるの。』





笑いながらもそう答えてくれるAの顔に
僕自身もホッとしてしまう。









学生の頃から、家が汚くなれば
一緒に掃除してくれたし、



ご飯も作ってくれてた。




ジャムの後始末も結果的に
Aがしてくれたっけ。






そんなところは未だに変わっていなくて、
僕は本当に幸せ者だって思う。








「いつもありがとうね。」



そう言って、隙のあった腰に手をまわす。


日々の感謝の意を込めて、

恥ずかしいけども、たまには
こんなことをしても許されるんじゃないか。






『ぺーぺーからそんなことしてくるの、
珍しいね。』





頬をほんのり赤くしながら、

アイロンをまだかけるAに



「僕もたまにしたくなる時あるんだよ！」




そう言って、肩に顔を置く。




『…邪魔だなぁ。』


そう言って、僕の顔をペシペシと
はたくA。






「思ってることが口に出てるよ。」




あれー？聞こえちゃったか〜





そう言って頭をかくAがわざとらしい。









そんなところも可愛いんだけども。







『…それも口から出てるよ。』









今の言葉も口から出てしまっていたらしい。





(いつまでそんな可愛いとか言ってるの。)
(Aが死ぬまで言うよ。)
(怖いね。)
(いや、死んでからも言うかも。)
(…本当に怖いね。)


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平和組の実況がまた見たいと
思ってしまう私(；＿；)

言えない、言えないよ。【ky】→←名月【ky】

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