49話 ページ49
俺は香水臭い会場からA をバルコニーに連れ出した
臭いが耐えられなかったってのもあるが、
Aと二人になりたかったってのもある。
「ふぅ…」
月光に照らされそよ風の心地よさに目を細めているAを見て抱き締めたい衝動に駆られた。
「ちょっ！…なにして…」
気づいたら俺は抱き締めていた
フワッと香る清楚なAの香りが鼻をかすめる
「おとなしくしてろ」
モゾモゾと動くAをさらに強く抱き締めた
「しばらくこのまましておいて、中の奴らに見せつける。厄介事も減るだろ？」
余裕ぶって話しているが、心拍数は上がっている。
好きな女を抱き締めて胸が高鳴らない奴はいねぇ
俺はこいつが調査兵団に入団したときから好きだった
あの頃は俺もガキだったから思春期特有の一時的なものだろうと思っていたが、どうやら違うらしい。
俺なりに色々アピールしてきたつもりだがコイツは鈍感で全く気づきやしない
「……あのさ…いつまでこうしてるの？」
「…もうしばらくだ」
実のところ中の奴らには十分に見せつけたから目的は達成したんだが、離したくねぇ…できれば時間の許す限りするつもりだ。
「A…好きだ。」
「！！！」
腕の中のAがピクッと跳ねた
俺はどうやら口に出していたらしい。
抱き締めたままだからAの表情は見えないがモゾモゾとしている。
「…リヴァイ、酔ってる？」
「酔ってねぇよ」
「……」
「今のは本気だ。冗談じゃねぇ」
「そっか…」
ぽつりと呟いたAの声はどこか悲しそうだった
「とても嬉しい…でも、今は誰とも付き合う気はないよ」
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調査兵団幹部チーム愛し隊 - 今さらながらなんですかが、ナイルおj(((殴 は憲兵団師団長じゃないんですか？ (2016年8月22日 14時) (
レス) id: 894b276357 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - らるさん» もちろんです！！読ませていただきますっ♪ (2014年4月17日 19時) (レス) id: 1acc0f6ccb (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - southさん» ようやく告白まで書けました！しかし、告白シーンとか苦手でして…無理矢理感満載ですがお許しを(笑) (2014年4月17日 19時) (レス) id: 3623d1c29a (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - いちごみるくさん» いつも読んで頂きありがとうございます！続編についても制作中ですのでその時はよろしくお願いしますね (2014年4月17日 19時) (レス) id: 3623d1c29a (このIDを非表示/違反報告)
south(プロフ) - キターーーーー//////告白！続きが楽しみです！ (2014年4月17日 18時) (レス) id: edd4929e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる | 作成日時：2014年3月16日 0時
