39話 ページ39
「エレン･イェーガー君だね。君は公のために命を捧げると誓った兵士である。違わないかい？」
「はい」
「異例の事態だ。この審議は通常の法は適用されない"兵法会議"とする。決定権は全て私に委ねられている。」
ダリスは手元にある資料から目を離してエレンを見つめた。
「君の生死も今一度改めさせてもらう異論はあるかね？」
異論ありまくりのエレンだったが、この審議が"兵法会議"である以上、全ての決定権を持つダリスに文句を言うとマズイ
「…ありません」
「さっしがよくて助かる」
そんなエレンの心境を知っているような口ぶりでダリスは返事をした。
「やはり、君の存在を隠すことは不可能だった。君の存在をいずれかの形で公表せねば、巨人とは別の脅威が発生しかねない。」
ダリスの言う別の脅威とは、巨人ではなく人間のこと。恐怖からエレンに危害を加える可能性だってあるのだ。
「今回決めるのは、君の動向をどちらの兵団に委ねるのかだ。憲兵団か…調査兵団か…では憲兵団より案を聞かせてくれ」
「はい、憲兵団団長、ナイル･ドークより提案させていただきます。我々はエレンの人体を徹底的に調べあげた後、速やかに処分すべきだと考えております」
ナイルの言葉にエレンはもちろんのこと、アルミンも驚きの表情を浮かべている。
「彼の巨人の力が今回の襲撃を退けた事は事実です。しかし、その存在が今、内乱を巡る波紋を呼んでもいる。なのでせめて、できる限りの情報を残してもらった後に我々人類の英霊となっていただきます。」
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調査兵団幹部チーム愛し隊 - 今さらながらなんですかが、ナイルおj(((殴 は憲兵団師団長じゃないんですか？ (2016年8月22日 14時) (
レス) id: 894b276357 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - らるさん» もちろんです！！読ませていただきますっ♪ (2014年4月17日 19時) (レス) id: 1acc0f6ccb (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - southさん» ようやく告白まで書けました！しかし、告白シーンとか苦手でして…無理矢理感満載ですがお許しを(笑) (2014年4月17日 19時) (レス) id: 3623d1c29a (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - いちごみるくさん» いつも読んで頂きありがとうございます！続編についても制作中ですのでその時はよろしくお願いしますね (2014年4月17日 19時) (レス) id: 3623d1c29a (このIDを非表示/違反報告)
south(プロフ) - キターーーーー//////告白！続きが楽しみです！ (2014年4月17日 18時) (レス) id: edd4929e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる | 作成日時：2014年3月16日 0時
