最強JKがヤクザと

Spring46 ページ50

やっぱり左馬刻さんのこと好きだな…
これってやっぱり恋愛として？

左馬刻さんの魅力…うーん。色気…？
頭の中で左馬刻さんのアロハシャツから覗く鎖骨…腹筋…
変な事を思い浮かべながら歩いていた私。

流石に左馬刻さんにこんな事いだたら変態扱いされる。
何言ってんだろうな思いながら…気持ちを落ち着かせ
歩くスピードをあげた。





次の日


何となく…いや、かなり迷惑な行動に出たとも言える。


｢おい…。朝からうるせーぞ…｣

｢左馬刻さんおはようございます!今日は早速来ちゃいました!｣
ソファに座り一息してる私をみて…驚いてる彼。


ここは左馬刻さんの事務所。
お前早すぎだろ。何しにに来たんだと言わんばかりの怪訝そうな表情で私を見ている。

｢いや…だって鍵もらったから。｣

スッとポケットから出したのは昨日の貰ったドクロのストラップがついた鍵である。

｢…。つかお前一郎のダボから連絡先貰ってたよなァ？｣


左馬刻さんは喋りながらコーヒーを出して私の横に座ってきた。

｢あー…貰いましたね。｣

｢お前一郎となんか関係あんのか？｣

｢関係は…うーん友達というヤツです。それ以上の人かも…大切な人です｣


一郎さんは命の恩人とも言えるぐらいの人だと思う。
私にとっては。

だけど左馬刻さんにとっては…なんだか…嫌そうな感じ。
なんとも言えないが変な感じがする。

あまりはっきり聞いていい事なのか分からないから言えないけれど。


｢ﾁｯ…。｣

小さな声で舌打ちしたのが聞こえた。
私何かした？

｢あ、あの…一郎さんは私を…｣

その時ガチャｯとドアの開く音がした。

その方向に私と左馬刻さんは目線を移す

｢あ…。｣

｢貴方は…確か…｣

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