最強JKがヤクザと

spring34 ページ38

左馬刻side
ここは事務所。



あの一件からAを見ない。







ヨコハマの中を探す事をしたが見ない。







イケブクロに行けば会えるかもしれないが





生憎、イケブクロには奴がいる。








｢左馬刻、元気ないのか？｣





｢よぉ…理鶯。元気もクソもねぇよ…至って普通だろ。｣







LI○Eも来ない。






最後に見たアイツの悲しそうな顔が忘れられない。







｢左馬刻、この前左馬刻のストーカーを見ましたよ｣




銃兎がスタスタ歩きながら話しかけてきた。


｢は？俺様のストーカー？｣





｢随分前だが…お前が女と居る時にあと付けてた女の子ですかね｣


ストーカーされる程のモンじゃねぇよ…と言いたい






｢誰だ？｣




｢あぁ…学生でしたよ。左馬刻さんが…とかって言い訳してましたよ｣


｢ストーカー被害なら小官が助けよう。｣



｢いやまず困ってねぇからな。｣





左馬刻さん…と言われると



アイツのことを思い出す






｢なぁ…銃兎…｣




｢なんです？｣



｢その女…名前ってもしかしてA…とか、言わねぇよな｣






まさかとは思うが…



｢確かそんな名前だったな…｣





｢…ふん｣



｢左馬刻…女遊びも大概にしとけよ。ストーカーなんて困るだろう？｣





｢俺様が、ストーカーなんてある訳ねぇだろ。
はぁ…出かけてくる｣




ガキ相手に必死だって思われたかねーけど







お前がそばに居るって事が



俺に定着して、当たり前になっちまった






クソガキ…会ったら覚悟しとけ

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