最強JKがヤクザと

昔の話をしよう。【過去編】 ページ35

昔の話をしよう。







私が唯一負けたと思った人。





イケブクロの伝説とも言える不良





山田一郎。







今から3年ほど前の話。






私が15の時の事。





女ヤンキーなんていても殴り合いはない。






けど私はずば抜けて正義感が強かった。






弱いものを助ける






カツアゲされてる男とか


困ってるやつほっとけなかったんだ。









だからこそ男に勝負を挑まれたり



不意打ちでやられたりもした。





そのかいあって




随分警戒心が強くなった





こんなふうに言うのもあれだか実力…強かったと思う







そして伝説の女ヤンキーと言われるように









女ヤンキーとか恥ずかしいけど。







ある日の事。






私が普通に帰ろうとしていた時目の前に10人の男共。









｢なんか用？…｣






｢お前だな？伝説の女のヤンキーって｣





そうですが…とは言わなかった


何も言わなかったために肯定の意味でとられた






｢10人もいるし俺らの方が勝てるべ｣






だが彼らの容姿を見ると中学生じゃないらしい。





高校生だとおもう





一気に10人がかかってきた



｢ありえないでしょ…セコいことしてんなｯ!!｣



一喝を入れるが彼らは無視




気づいたら2人がかりで腕を抑えられ





サンドバッグ状態にされた。




｢ふざ…けんなｯ…｣

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