最強JKがヤクザと

spring26 ページ28

※シリアス？そしてキャラ崩壊注意





警察署ではなく、





ここは何処かの裏路地。








｢お巡りさん！私帰っていい!?｣







｢入間です。さっき教えただろう!?そしてまだ帰れる訳ないでしょう…｣






私、興味本位で左馬刻さんつけてただけなのに…






いや、それがいけなかったんだろう。





絶対。





｢じゃ、じゃあ全部話します！私、左馬刻さんがたまたま見えたからどこ行くのかなぁ…って｣




じろりと入間さんが私を見る。






怖いからやめて欲しい。







｢完全なストーカーじゃねぇか…｣







｢違うって…しかも左馬刻さんとキレイな女の人が…｣








入間さんははぁ…とため息をついて








｢お前も…そうだろうと思うが…左馬刻に遊ばれてんだぞ｣







｢あ、遊ばれてる？｣






私？





｢お前の言ってた女だって今頃は左馬刻に遊ばれて…｣







別に…大体面倒見てくれてるだけだ




怪我が治るまでの話だけど




聞きたくない。




嘘だよ。





｢何をして貰ってんのか知らねぇが左馬刻は…｣







その一言で少しでも



私の中で




善意を持っていたっていう




左馬刻さんの像が壊れた。






｢…そ、そんなの嘘です…｣








お巡りの言葉が信じられないのなら





見てくればいい。






そう言われて路地を抜けた先には





左馬刻さんがいた。









｢楽しかったわ。｣




女の人の声




そんな光景見たくなくて。







声を押し殺して隠れた。






｢最低…だよ…左馬刻さん｣

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