126冊目 ページ40
ルーナ｢それは……いやだっ…｣
僕は手を握りしめて答えた。
ルーナ｢マーモンは……
�爐�姉ちゃん�瓩鮗困辰燭个�りの僕に、真っ先に手を差し伸べてくれたんだっ…
僕の親友で、僕の光なんだ!!｣
視界が歪んで見える……
僕は泣いているんだと気がついた。
｢なら、ちゃんと見てあげないと…
そうじゃないと…手遅れになってしまうから……
もう、誰も失いたくないでしょう?｣
僕は頭を撫でられた。
その撫でる手はとても暖かくて……心地がいい…
ルーナ｢うん……うんっ…
もう、誰も失いたくないよ…っ…マーモンも、ヴァリアーの皆も…誰も失いたくないっ!
皆の事…分からなくなるのは嫌だ!!｣
僕は大きな声でそう叫んだ。
｢ｸｽｯ……なら、もう�爐�姉ちゃんお姉ちゃん�瓩辰童世錣覆い海箸任�!
貴方のお姉さんを思う気持ちは忘れなくてもいい…けれど、それよりも今は�狎犬�ている人�瓩鯊臉擇砲靴鴇紊欧討�ださい｣
そう言ってお姉ちゃん………いや、Aさんは抱きしめていた腕を解き、笑った。
その笑顔は…やっぱりお姉ちゃんに似ているけれど…
姉よりも……幼い気がした。
ルーナ｢……Aさん、ありがとう｣
｢！……ﾌﾌｯいいえ!｣
ルーナ｢僕、貴女に会って……死んだお姉ちゃんに会いたいって気持ちが強くなって……周りの、大切な人達を疎かにしてた…
Aさんが怒ってくれなかったら、僕はこのまま…マーモンやルッス姉さん、皆の事を……｣
僕はそれ以上話すことが出来なかった。
Aさんが人差し指を僕の唇に当てたからだ。
｢分かったなら、もういいじゃないですか。
この話はもうお終いです…ね?｣
ルーナ｢！…はい、ありがとうAさん｣
姉に似たこの子は…
僕よりも年下で…
まだ、�爐海寮こΝ瓩里海箸鯀漢鈎里蕕覆ぁ帖�
はずなのに…
ルーナ(なんて……大きいんだろう…)
彼女の器の大きさに……
純粋に、凄いと思った。
もしかしたら僕は、お姉ちゃんに似ているから…という理由だけじゃなく…
もっと他の…
こういうところに…魅力を感じて、惹かれたのかもしれない…
ルーナ(あぁ…この気持ちに気が付いたら厄介だ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブルーフェザー(プロフ) - とても面白いです！ぜひまた更新再開して欲しいです！！待ってます！！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!(*^^*)待ってます!! (2017年9月24日 21時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» じゃあ、ボードで！先にコメント失礼しますねー！ (2017年9月24日 21時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!全然大丈夫です(^^♪ ただ、ボード?にはどう行けばいいですか?^^;まだまだ分からないことだらけですみません(´ヮ｀;) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» ボードでお話してもいいですか？|´-`)ﾁﾗｯ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：撫子桜 | 作成日時：2017年8月7日 21時
