112冊目 ページ26
※少し飛ばします。
〜夜・並中、A視点〜
今は夜中の１０時半、リング争奪戦は後30分後に始まる…
風｢A、昨日も言いましたが…危険だと思ったらリタイアしてください。
私は貴女を失いたくはない……お願いします｣
風さんが心配そうにこっちを見て、そう言った。
｢はい、ありがとうございます。
でも…私は最後まで戦います。笹川先輩やランボくん…そして獄寺くんが最後まで戦ったんです。
だから私も逃げません。戦います｣
風｢!……ｸｽｯ………大きくなりましたね、A｣
｢え、大きく?
……私、身長はそんなに伸びていないと思うんですが…｣
風｢えっ…あ、いえ…;
身長の話では無くて……;｣
私と風さんがそんな会話をしていると、綱吉くんたちが来た。
山｢A!!｣
｢武くん!皆さんも来てくれたんですね!｣
山｢当たり前だろ!｣
綱｢ちょ、山本落ち着いて…;
……ねぇ、花崎さん…本当に戦うの?;｣
｢!…はい、戦います。
けれど、そんなに心配しないで下さい。大丈夫ですから…ね?｣
山｢っ!?
心配するに決まってるだろ!!俺はっ……!!｣
私は武くんの唇を人差し指で軽く抑えた。
｢大丈夫……それは武くんが一番よく分かってるでしょ?｣
私は笑顔でそう言った。
山｢!……A……
……っ……そう、だな……
うん、お前なら大丈夫だよなっ!!｣
武くんが無理して笑っているのが分かる……
｢うん、大丈夫……だから応援してください!
お願いします!｣
私は一歩下がり、みんなに向かって頭を下げた。
綱｢勿論だよ!!｣
了｢極限に応援するぞー!!｣
獄｢………まぁ、少しだけなら……｣
リ｢頑張れよ、A｣
風｢………A、どうか無事で…
私も師として…応援します｣
山｢A、絶ッ対に!
無事で帰ってこいよな!!約束だからな!!｣
｢…はいっ!!｣
皆が応援してくれる……それだけで………
(いや、本音を言ってしまえば……
あの人から…一言欲しかったけれど……)
もう……多分無理だと思う……
けれどここで落ち込んではいられない…
私は戦わなくちゃいけないんだ……皆のために…
｢先輩……私、頑張りますね…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブルーフェザー(プロフ) - とても面白いです！ぜひまた更新再開して欲しいです！！待ってます！！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!(*^^*)待ってます!! (2017年9月24日 21時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» じゃあ、ボードで！先にコメント失礼しますねー！ (2017年9月24日 21時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!全然大丈夫です(^^♪ ただ、ボード?にはどう行けばいいですか?^^;まだまだ分からないことだらけですみません(´ヮ｀;) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» ボードでお話してもいいですか？|´-`)ﾁﾗｯ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：撫子桜 | 作成日時：2017年8月7日 21時
