102冊目 ページ16
お婆さん｢あら……Aのことを知っているのね｣
雲｢え、えぇ…まぁ｣
お婆さん｢ｸｽｯ…Aはね、学校が終わるとここに来てくれて…お店のお手伝いをしてくれるのよ。
それで、暇な時間ができるとね…学校であったことをお話してくれるの…
私はそれが密かな楽しみでね〜｣
楽しそうに話すお婆さんを、雲雀は静かに見て…その話を聞く。
お婆さん｢それでね、ここ最近は…ある�狎菁抬瓩力辰鬚靴討�れるのよ｣
雲｢!!｣
お婆さん｢その先輩はね、とても優しくて…毎日のように本を借りてくれて、お話もしてくれて…一緒にいるのがすごく楽しいって…
とても幸せそうに話してくれるのよ?｣
雲｢……(そんな風に、思ってくれていたんだ…)｣
お婆さん｢けれど……4日…いや、3日くらいかしら
?その先輩の話をしなくなってね…
どうしたの?って聞いたのよ。
そしたら……嫌われてしまったって…｣
雲｢っ…｣
お婆さん｢自分がなにか…気に触るようなことをしてしまって怒らせてしまったって…
そう、話してたわ…
……Aは嫌われてしまった…貴方は、本当の気持ちとは真逆のことを伝えてしまった…
……ね、なんだか…似てるでしょう?｣
雲｢………Aは………いえ、Aさんは悪くないですよ｣
雲雀は俯きながら、そう呟いた…
お婆さん｢……やっぱり、貴方がその�狎菁抬瓩覆里�?｣
雲｢……っ…すみません｣
雲雀はお婆さんの顔を見ることが出来ず…
手に持っていた湯呑みをギュッと握った。
お婆さん｢……別に、謝る必要はないと思うけれど……
そうね…
これだけは、言わせてちょうだい?｣
雲｢?｣
雲雀は少しだけ顔を上げた。
お婆さん｢人に伝える時…その気持ちに�犁兇雖瓩�あってはいけないの…
特に、好意の気持ちはね。
偽りがあれば、言われた相手も傷つくけれど…
一番傷つくのは…｣
お婆さんは雲雀の頭にそっと手を置き、ひと撫でする…
お婆さん｢�犲�分自身�瓠帖弔覆里�?｣
雲｢っ!!｣
図星だった……
その言葉は、本当にその通りで…
雲雀はAも傷つけ……自分自身をも傷つけた…
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ブルーフェザー(プロフ) - とても面白いです！ぜひまた更新再開して欲しいです！！待ってます！！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!(*^^*)待ってます!! (2017年9月24日 21時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» じゃあ、ボードで！先にコメント失礼しますねー！ (2017年9月24日 21時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
撫子桜(プロフ) - 扇華→さん» はい!全然大丈夫です(^^♪ ただ、ボード?にはどう行けばいいですか?^^;まだまだ分からないことだらけですみません(´ヮ｀;) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 73dc0c16e6 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 撫子桜さん» ボードでお話してもいいですか？|´-`)ﾁﾗｯ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：撫子桜 | 作成日時：2017年8月7日 21時
