【歌い手】お狐様のお嫁さん。[後日談]

・ ももりんご様リクエスト ページ7

A 視点








真冬「彼方様、もう少し威厳というものをもってくださいませんか？」







彼方「え〜？俺は常に威厳で満ち溢れてるよ〜」







真冬「どこがですか！？」







棗「えー、わしは今の彼方の方が好き〜」









三人の会話を少し離れたとこから聞く。



他愛のない話なのにすごく暖かく感じるのは三人の人柄のおかげだろう。









…私が、三人にものすごく迷惑をかけたことはしっている。




私が死んだせいで、棗や真冬の心が病んだのも知っている。




私はただ、見ているだけだったから。









真冬「あのですね彼方様。威厳というのは…ーー」






彼方「そんなことより棗とお散歩行きたい」







棗「！ わしも行きたい！！」









あ、また真冬無視されてる。




ふふっ、と笑っているとバチっと真冬と目が合った。









真冬「あ！A！


そうだ。ちょっと聞いてよA〜」








彼方「あらあら、愛しの奥様が来たらあの甘えようですわよ奥さん」←







棗「あらやだ。私達とは態度が違いすぎですわね」←









今度は大きな声であははっ、と笑った。



真冬や、彼方様、棗は驚いて止まっている、







…私は幸せなの。




この何気ない日々が嬉しいの。









貴方と過ごせなかった間は悲しかったけれど、今はこんなにも楽しい。









『みんな、大好きっ』








＿＿＿＿皆の幸せがこれからも続きますように。








…………………
ももりんごさん、如何でしたでしょうか？

頑張った、つもりです…(笑)

お気に召していただければ幸いです。

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