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「ちょっと詳しくお兄さん達とお話しようか？」
ドリンクボトルを片手に休憩をしていれば段々と賑やかになっていく１年と２年の会話。無駄に絡みに行く田中や西谷たちをまた何をしているんだかと呆れ半分微笑ましさ半分に大地や旭と共に見守っていればそちらからスカートやら下着やらと言う単語が聞こえ始め、思わず眉間にシワを寄せる。
「なんだ、じゃあお前あのお方の神聖なる領域を覗いたというのか!?なんてことをっ」
「影山許せん！！いますぐその記憶を抹消しろ！羨ましいヤツめ！！」
「神聖なる領域ってなんですか、三神先輩のことなんだと思ってるんです？」
「そりゃ清子さんと同等の女神に決まってるだろ！！」
ああ、なんだか大体の話の内容の検討がついた…
つまりはまあ影山のラッキースケベというところだろうか、「覗いたんじゃなくて見えたんっすよ！」と田中に後ろから締められた首元を叩きながら抵抗する姿にいつもならば止めに入ろうとするものの、今回はそんな気にもなれずただただ呆然と見つめていればふと視界にこちらを見て少し笑っている三神の姿が入った。
普通なら恥ずかしがるだか怒るだかしてもいい内容の会話なのに、何故か優しい笑顔で笑ってみせる彼女に心臓がとくんとはねた。
聖母マリアのよう。
なんて、よく見る絵画を思い出してそんなことを思ってみる。
田中や西谷がよく言うような女神という比喩も三神の容姿にしてみれば似合ったものだけど、あんな優しい微笑みは女神よりも聖母の方が似合っている。そんな気がした。
『影山くん、私もう本当に全然気にしてないから。
田中くんたちも虐めないであげて。』
そう、未だ微笑んでいる彼女は言うけれど、それでもちょっかいを吹っ掛ける田中たちに、ついに縁下が怒りを見せて影山と引き離したのだった。それを見てまた三神は笑っていた。
((あんなにやられてる影山くんみたら、なんだかさっきのことがちっぽけな事に思えて、どうでも良くなっちゃった))
(おーし、練習再開するぞ)
(あ、そうだ、影山くん。私もうズボン履いてるから心配ないよ)
(ぶふっ)
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れな(プロフ) - 良ければ更新お願いします！もっと烏野のみんなとの絡み見たいし欲を言えば全員分の落ちとかもみたいです！完結までついていかせてください！ (7月24日 6時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野 繆謎(プロフ) - なんだか色々と話の構図がタイプです。続き楽しみにしてます、頑張ってください。 (2020年6月21日 5時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - お話読んでみたらすっごい虜になっちゃいました！更新頑張ってください("⌒∇⌒") (2020年4月29日 17時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 三神ちゃんと影山の関係が気になります！更新大変だろうけどがんばってください！！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 825ada6d1a (このIDを非表示/違反報告)
小百合 - 面白いです!!更新楽しみにしてます!!ファイトです!! (2020年4月29日 12時) (レス) id: b5a08e9156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花子 | 作成日時：2020年4月28日 1時
