母性15% ページ16
XANXUSが病院へ運ばれて行く最中、私は家光のおっさんに詰め寄っていた。
貴「おい、9代目どこだ。」
家光「それは言えない、XANXUSに会うことも、今はまだ許されないんだ。」
言い終わった瞬間、家光の頬に平手打ちを思い切り打ち込んだ。
まさか、一般の女に殴られると思ってなかったんだろ、何も身構えずにモロに食らった。
貴「いいか、お前らボンゴレの掟だなんだなんて知らねぇんだよカス。
私はXANXUSの親として、私から子供を奪った嘘つきのクソジジイの居場所を聞いてんだよ。
お前らみてぇに仕事で来てんじゃねぇんだよ、こっちは息子に逢いに来てんだよｯ!!!!!」
気を抜いたらまた掌から炎が出そうなぐらいに頭にきている。
取り敢えずその話もするから、落ち着いてくれと知らねぇ金髪や家光、赤ん坊にまでなだめられ
私は手配されたホテルで休む事になった。最上階のホテル、ボンゴレの所有するホテルだ。
翌朝、9代目、XANXUS、家光の息子、その仲間達は同じ病院で入院している事を聞き、すぐに連れて行けと言ったが
ﾃﾞｨｰﾉ「悪いな、それはまだ出来ねぇんだ。今は3人とも厳重警戒中だし
出入りも最小限の人間しか許されてないんだ。」
貴「知らねぇよ。息子が怪我した、だから見舞いに行く。問題あるか？」
家光「その時に貴女が9代目に手出しでもされれば問題はさらに悪化する。
まずは何よりAさんも事態も落ち着くのが優先なんだ。」
押し問答ばかり、うぜぇ、そう思って、真横にあるバカでかい窓ガラスをカッ消した。
爆発音が響き、最上階の空気が一気に外の空気と入れ替わる。
貴「いいか？執拗いのは嫌いだ。もう一度だけ言う、次は外さない。
私を息子と息子を奪った9代目の元へ連れていけ。じゃなけりゃ街の病院片っ端から当たっていくぞ。」
流石に圧に負けたのか、連絡を取りだした家光。
9代目直々にお許しが出たみたいで、ディーノと家光の間に座って車で向かう。
家光はまだ仕事があるだかで病院について私とディーノを下ろしてからまた車でどこかに行った。
貴「ディーノ、9代目の部屋は何処だ。」
ﾃﾞｨｰﾉ「へ？あ、あそこで、隣はXANXUSとつなよ((ﾄﾞｶﾞｧｧｱﾝｯ!!!!」
私は9代目の病室に向かって憤怒の炎を最小加減でぶっぱなした。
驚きで固まるディーノに蹴りを入れて案内させ、XANXUS達がいる最上階に向かった。
まずはジジイ、テメェをカッ消す。
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