母性12% ページ13
ボンゴレの歴史に残った事件、ゆりかごから8年
俺はようやく解放され、ヴァリアーに戻る事になったが
ボンゴレボスの座を諦めた訳じゃねぇ。
必ず手に入れ、ジジイをかっ消してやる、そのためには計画を練らねぇといけねぇ
だがその前にだ
ｻﾞﾝ「おいカス鮫、何だこのクソの山は。」
ｽｸ「あ"ぁ!?そりゃ毎年ボスさんの誕生日に贈られてきたプレゼントだァ!!」
俺の執務室の部屋の隅に山のように置かれてる下手くそな包装の山
変わらずメッセージもついてるみてぇだが、全部見ずに部屋の箱にしまい込んだ、包装の中身も見ねぇ
カードに書き込まれたその言葉は、俺の判断を鈍らせると思ったからだ
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数ヶ月後
貴女side
8年、ようやくこの時が来た
ずっと昼夜問わず働いて貯めに貯め抜いたこのお金で女性用スーツを買い
XANXUSなら喜んでくれるかと、ライオンに翼の生えたよぅわからん←
生き物のブローチを購入した。何を隠そう、今日はXANXUSに会いに行く日だ。
という訳でボンゴレ本部に来たのだが、本部はボロボロだし、なにこれ。
？「な、お前もヴァリアーの一味か!?」
そう言って私に銃を向ける金髪男。
貴「あのさ、プレゼントボックス持ってる女がその、ハリアーな訳ねぇーだろ。
てか9代目のジジイは？どこ？今日そいつと話す約束だったんだけど。」
そう言うと殺気を含んだ目をジャポーネに居るようなおじさんみたいな
敵意の無いものに変わり、自己紹介を始めた。
家光「俺はボンゴレ門外顧問の沢田家光だ。すまないな、今9代目はジャポーネに居るらしくて、」
貴「あっそ、じゃあXANXUSは？」
そう問いかけるとまた目の色が変わった。コロコロと忙しいなマフィアってのは
家光「……XANXUSとはどういう関係だ。」
貴「はぁ？どうもこうも、育て親だよ。今日は可愛い息子に会いに来たんだ。
ようやく一張羅が買える金が貯まってな、ずっとこの日を待ってたんだ。」
家光(微笑みの顔から敵意も何も無い、本当に育て親なのか？だとしたら、)
何考えてんのか知らねぇけど決意をした目をし
家光「すまねぇが、俺と日本に来てくれないか？9代目もXANXUSもそこに居る。」
貴「ジャポーネ？なんでそんなとこに？遊びか仕事か？」
家光「あいつにとっては、どうだろうな。」
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