不思議な時計~もしあの頃出会えていたら～「ＡＡＡ」 (ページ28)

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預かり物ページ28

公園へ行くとやっぱり真ちゃんが待っていた。

『ゴメン、遅くなって…』
與「待ってるゆーてへんから。
なぁ、この前A俺にブレスレット預けたやろ？
だから、俺からはこれ。
預かっててくれへん？
いつか、俺がブレスレット返す時、返してほしいねん。」

そう言って真ちゃんが渡したのはネックレスだった。

『分かった。約束！
真ちゃん、ＡＡＡはこれから7人でやっていける？
宇野ちゃんと千晃ちゃんと話したの。
きっと2人はこれからとてもいいパートナーになるんだ。
それに千晃ちゃんを含んだＡＡＡは今よりももっと素敵なグループになるよ。
私は未来でその7人のＡＡＡを応援してる！』

與「今日A呼んで正解やったな。
ありがとう。」

私たちはそれから少し雑談をして、
與「なぁ、写真、撮らへん？
Aがココに居たっていう証！
もし、ココに来れへんくなっても、Aはココに居ったって事実を残しときたいねん。」

『私のでも撮っていい？
未来の真ちゃんに見せるために！』

そして２人で写真を撮った。
ガラケーでの自撮りって難しいね…(笑)

この写真、真ちゃんに見せられる時が来るのかな？？

…って、そーいえば、未来でＡＡＡの皆とご飯の約束してたっけ(^_^;)

『真ちゃん、デビュー前には呼んでね？
必ず会いに行くから！！
きっとその日が最後になると思うけど、それでも皆のデビュー日は祝いたいから。』

與「おん！
呼ぶ！！絶対来てや？」

そう約束して私は真ちゃんと別れた。

首に真ちゃんのネックレスをつけて。